用土の準備

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小さく出来るその特徴を活かした箱庭。自生地のミヤマキリシマ風景を模してます。30年も遠い昔でしたが寒い時期のそんな冬風景にも四季の一部としてこんなに見学者が多かった。

大きくなるのは生育が遅いので年数がかかりますが、逆に小さく作っても大きく見せてくれるのがミヤマキリシマの特徴です。

鉢で使う用土の作り方です。昨日水をタップリ含ませてた鹿沼土を網カゴを使って洗い少し風通しで軽く乾かしてフルイにかけて小粒を選別しますがこれは使いません。ボラ土も同じように洗ってます。

そして用土の表面が少し乾くまでおいてから

さてこれを混合しますが、ふたつをひとつに入れて交互に入れなおす事4~5回できれいに混合できます。この場合の比率は鹿沼土4そしてボラ土6の割合で混合してます。栽培用の用土ですが挿し木もこの用土でおこないます。

均等に混合が出来たら、もう一度こんな水洗そして矢印の先に濁った水が底から流れてますが濁った水がきれいになるまで洗い流してます。

用土の出来上がり。この位の湿りのある用土を使って挿し木や植え替え土として使ってます。

乾燥させた用土より、こんな適度の湿りがある用土を使うのが便利それはキュ劇名感想を防ぐことが出来るし、水を含んでる分それだけ重くなってますから、挿し穂も動かない用土ですから安定させてくれます。これらを使って挿し木をします。

なぜ・・・巷では挿し芽用として小粒の鹿沼土を推奨されてますが、こんな水持ちの悪い用土に当店では挿し木してるのかと思いでしょうが、それはこんな現象を見てからです。春3月に畑苗を根洗い鉢上げする時に剪定した捨てるにはもったいないそんな3年以上経ってる枝先の細い古枝を挿し木をしてました、普通増殖用の苗木を作る時は新梢使いますが、歳取ってきますと「もったいない」そんな衝動だったからでしたのですが思いもかけない結果でした。これはその年の7月19日の撮影してたものです。

その時大きな手助けになったのが、その時に使った蒸散抑制の効果があるグリンナーの使用が大きいと思います。

根上り仕立て中のを植替えです

昨年畑苗を鉢上げしてたのを一回目の植え替えしてやります。最初の一回目それは根をいじると反動ですごい量の綿根が出てますから放置してると夏に根詰まり症状を起こしますので、これを防ぐ意味にもなります。

 

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