お客様からのお便りその2

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先日ご紹介してたお客様からのまた質問の続きです

昨日のメールで

こんにちは9/7に植え替えしました。
現在日陰に置いています。

こんなメッセージ付きでお客様登録878さんからです。もう植え替えられてから1週間経ってますから、新しい微生物資材を試してみる事にしてもらいましょう。新しい写真で気が付きました。矢印の先コケが生えてます、これは弱ったツツジ特に古木に多いんですが矢印の方はもう枯れてるようです。剪定して切除して下さい。左の枝はまだ緑の葉が残ってますからこれにかけてみましょう。

それで、お送りする物は今回痛めてるのと同じ品種の苗今年4月1日挿し木してた夢絞り(○印には花芽が付いてます)と試してもらう微生物資材と植替用土に蒸散抑制剤のグリンナーです。

 

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挿し木して3カ月

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台風18号が近づいてます皆さん気をつけて下さいね。当店の今その余波で雨が降ってますので挿し木してたのに植替えが済んでなかったポットへの直接の挿し木苗の植替えしてます。

5月10日の挿し木でしたから、もう3カ月の根の状態ですが今までが無肥料もっと早く肥料をやってらと、ちょっと悔んでます。それは地上に向けて立ちあがってる根が示してます。これは一回り大きなポットに植え替える時中盛りした用土に据えて下向きに用土で押えて植え込んでます。

これも同じ時の挿し木の仲間ですが、発根して延びた根の長さは8センチ以上もあります。挿し木する時期で発根の仕方は色々ですが地上部の芽の延びる時期が最高なのかと思われます。芽の伸びは4月から6月中旬が一番盛んのようです。

 

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質問者様へのお答え

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先日の9月5日にこんなメールをいただいてました

こんにちは、878番 愛知県の○○です。
先日ご相談した苗木の現在の状況です。
1週間に一度メネデールを与えています。
もう駄目でしょうか?

添付されてた写真です

この時の返メール

○○さま ご連絡ありがとうございます

ダメモトで一遍も使った事がない新しい中粒の用土に植え替えてみて下さい
雨上がりなのかしっかり濡れてますが過湿状態みたいです
表土がしっかり乾くまで置いてポットから抜いてみてサラサラと用土が落ちるそんな状態にしてからが根を触らないようにしてからふんわりと軽く植え替えてみて下さい根についてる用土は無理に落とさないで!!植え替えしてみて下さい植え替えたらしっかり灌水して幹が乾いてからグリンナーを霧吹きして半影の場所に置いて養生させてみて下さい。
経過の情報お知らせいただければ幸いです

当店の植替え用土・・・洗いだしの鹿沼土とボラ土の混合土です

話変わりまして、これは当店の販売苗で今日の土の乾き具合です

昨日まで土砂降りの雨でしたが今朝からは晴れてます。当店の同じ品種のポット苗です用土の乾きを見比べて下さい。

お返事してて気になってたのがこの矢印の先

赤い矢印の先の用土の色・・濃い肥料施肥の痕跡です

 

ある事で訪ねた農家さん相手の農業資材店で紹介されたこれ

「直接灌水すると腐りかけの根が回復して新しい根が出ます」 そんな説明文があったので実証実験してみます。

 

 

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古枝挿し木の見本「深山の宴」

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今日は挿し木苗の紹介依頼がありましたのでご紹介します

乳白色の古枝挿し木苗の深山の宴です

小品盆栽向きに仕立てられてる特殊な挿し木苗です。当店の店舗販売価格は800円です。それはこんな粗い用土に直接挿し木してます。

小さく・・・より倭化した姿に古木感を出せるように大事に育ててます。この大きさですが5年以上経ってます。

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珍しいもの

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長い夏休みも終わり朝夕はめっきり寒いほどの涼しい風が吹く季節になりましたが、今年の春に箱挿しの苗の植替えを炎天下の8月9日に植替えしてた。その時偶然に見つけたものが矢印の先・・よく根元に出来るシュートみたいですが地中に埋まってました。

どんな形で地上に現れてくれるのか楽しみなんです

これが今の状態です。細い枝ですがこれでも10年近く経ってた枝なんです。品種は古い品種で市場ではあまりお目にかからなくなった深山貴公子です。

こんな経験やあんな発見がある人のご連絡をお待ちしてます。

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もう今年春の挿し木苗に花が咲いてた

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23日本園に用事があり久しぶりに帰って見たらビックリ、直売所は海抜20メートルのところですが本園は標高110メートルの所にあります。1昨年直売店でちょっと弱ってた地苗を保養のために移植してましたがもうこんなに徒長枝が伸びて勢いのある元気な姿になってました。

逆にこの強い徒長枝が他の枝を弱らせてしまいますので剪定して直売所で挿し穂として使います。先日訪問下さったお客様からこんな質問受けてました。当店で数年前に買った苗を地植えしてたらずいぶんと大きくなってますがどうしたらいいでしょうかね、そんな質問でした。そこでミヤマキリシマらしい姿を作るためには強い枝は剪定してそれを挿し木するといいですよ・・・こんな話をしてたんです。剪定してきてた穂です。水揚げの助けに101を使いました。これは交配種の大輪の複輪の花で深山の満月です。

 

発根を確実にするために短く挿し穂の調整をして発根剤に10秒間浸してます

たっぷりの灌水して用土にしっかり水を含ませてます。

たっぷりの灌水後は葉や幹が乾いてから管理が簡単そんな便利な蒸散抑制剤のグリンナー散布は必ずやってます。

そして一週間ぐらいは半陰の場所に置いてます。

 

二月前の6月17日遅い剪定してた枝を挿し木してたのに、今液肥をやってるんですが、これはビックリもう花が咲いてました。ただあまりに早熟だったのか花の咲き方がおかしいです。

皆さんも色々試してみて下さいね。意外と簡単です。

 

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過酷な環境に耐えてる

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一週間ほど前に見た雲仙地獄近辺のミヤマキリシマです

雨が降ると緑の葉が目立ち天気のいい日が続くと緑は薄くなり茶褐色になってます。これが自然界のミヤマキリシマです。

そして

同じ場所で雨が多い季節の春4月の風景です。そしてこの写真撮ったデーターには1999年4月こうしてみると10年ほど経ってるのに群落の広がりはほぼ同じように見えます。

それは歳を経るほど枝も細く枝の伸び・・成長が遅くなるそんな現象かもと、そう言えば思い出しました。自生地仁田峠のミヤマキリシマ冬の姿を見ると歳を経るとやっぱり成長が遅くなる。

枝が細くなるし伸びが短くなる、これが他のツツジと異なるミヤマキリシマの特徴みたいです。ミヤマキリシマは小さく作りこめることです。そのヒントが先に紹介してた地獄周辺のミヤマキリシマです。周り見わたしても草木が生えきれない過酷な土壌に育ってる事なんです。

そのヒントを試してる苗木です。ずいぶんと枝の成長が遅いそして枝数が多いそんな八房性の苗木になってます。

より小さく作りこむ。そんな実証実験に取り組んでます。

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枯らさないために使ってます

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最近の気候はスーパー猛暑が当たり前になりました。ミヤマキリシマのルーツをたどると1000メートル以上の高山が自生地です。今までも10度近い温度差を乗り越えるため、当店では挿し木してる場所を海抜0メートルの環境でして皆さんのお住まいの環境に近いそんな場所で慣らした苗木を販売してますが、今それでも過酷な環境です。それで今活躍してるのが、当店で紹介してる蒸散抑制の効果があるグリンナーの使用をお勧めいたします。

使用効果の色々

  • 蒸散作用の抑制を主目的に使ってますが今回はグリンナーの被膜が、当店は海の傍なので今回の台風の塩風害もずいぶんと緩和してくれたようです。

  • 今の時期活性化してる害虫の予防にも効果があるようです。

    当店での主な使用例

  • 挿し木の時の蒸散抑制

  • 剪定後の切り傷の保護

  • 植替え時の植え痛み防止 

     お問い合わせの緊急販売中

  • 5倍液の500cc入り1本と詰め替え用の原液を体験サービス料金として(写真見本)取扱説明書も付いてます。

    お買得な送料共で1600円です。

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枯れ方も色々

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相変わらず酷暑の毎日が続いてます。皆さんも体調を壊さないようお暮らし下さい。と言いながら暑い中の灌水作業も大変ですね、ヤッパリ陽が落ちて少し気温が和らいでから当店でも始めるんですが早くて5時半いつもは6時頃からです。でもちょっと油断しますとこのように枯れさせてしまう事もあります。可哀相に完全な水不足現象です。

特に端に置いてて日当たりと風当たりがいい所です、灌水さえ十分なら一番いい場所なんですかね。

もうひとつ見つけました。これは過密にベルト状に置いてる栽培棚の真ん中のやつです。まだ少し緑の葉が残ってますが、完全に枯れつつある症状です。最初の枯れは一気に水不足で枯れたものでしたがこれはジワジワ枯れが進んだ物です。

それはこんなとこに原因がありました。地表にはゼニゴケがいっぱいに広がってますね。これがそもそもの原因です。

ゼニゴケは過湿な所でよく育つ性質を持ってます。洗ってみると根が空気を求めて地表に向かって伸びてるのお分かりでしょうか。

水がたっぷりでも、根は加湿がで空気の気相がなくて酸欠をおこして枯れるそん現象なんです。ただジワジワ進行しますので分かりずらい事になります。根の一部は生きてますが幹はすっかり枯木になってますよ。

早く気づきますと助ける方法は上の枝を使って挿し木するそんな再生方法もありますが、かなり乾いて浮いてます無理みたいです。

これは葉は元気なようですが販売用の棚からのポット苗ですが持ってみると大変かなり軽い・・・すっかり乾いてます。

ポットから抜いてますがかなり乾いてます、でも地中の空隙が多いのがお分かりでしょうか。思うに空隙にある空気の湿気を吸ってるそんな感じを店主はうけてます。

もうひとつ これもしっかり乾いてて軽い

なのでこんな時はさっとかける程度の葉水灌水してます。

 

葉と幹それに表土が濡れてます。この葉水が大事なんです。これで打ち水効果で気温と地温が下がります。

これがいちばん安心な灌水の仕方だと思ってます。それからは時間差おいてしっかり灌水してやります。俗に一回かけてまた後からもう一回灌水してやる二度かけ灌水してこのようにしっかり用土に水を含ませるのが大事です。

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灌水のこと

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暑い日が続きますね。今からの時期はミヤマキリシマの充実期なんですが熱帯夜が続きますとドンドンとミヤマキリシマの体力は落ちていきます。昼間は高温でもドンドン光合成は進むそうですが夜の気温が下がる事で基礎代謝の差が体力の貯金になりそれが木の太りとなるそうなんですが気温が下がらない夜が続きますとそれが出来ない事になってる、ましてや乾かない鉢土の水分が昼間は熱気や熱水となって根を痛めてる、そんな現象も多いようなので鉢土の乾きのいいのも悪いのも間接光がある半日陰に置き場を変える事をお勧めしますし、ない時は日陰を作ってやるのもいい事だと思います。

 

またまた愛好家さんから報告のメールがきました。

薬害をおこした深山紫です。草野さんに連絡してからすぐにそっと植え替え、ほとんど薬害の葉は少しづつ落ち今は新芽がでました。

今年4月3日に当店で挿し木してた今日の同じ深山紫です

灌水の事ですが

気温が高い時は葉水を先にして気温や地温を下げてやるのは一番有効だし。その時、鉢土にまで灌水してやると地中の水が温水になりやすい、これにはよく気を付けて下さい。灌水の極意は植物の根に直接やるのではなく用土の団粒にたっぷり水を吸わせてあげ団粒の空隙に湿気を与え続け湿気を含んだ空気層を作る事、これだと思ってます。

もうひとつは、植替えには新しい用土を使う事。前に使ってた古土は絶対に使わない方がいいかと思います。そうキレイに洗って消毒して使ってると言う人もいますがツツジは連作障害を起こしやすいって事を忘れないで下さい。それらの用土は当店では野草などに腐葉土や赤玉土と混ぜて使ってます。植替えた時に出る古い土こんなキレイにみえますがミヤマキリシマの植替え用土としては使いません。

 

 

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