失敗談

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いつの間にか・・・ホントは忙しい時期なのに漫然とした暮らし方に慣れてしまって自分でもビックリするほどそんな日数が経ってしまってました。その見本がこんな差になってました。

どれも平成30年の挿し木苗ですが育て方ではこんなに差が出来てしまってます。

失敗がもうひとつ・・・これはどんな苗に見えますか??

実は昨年5月に強い徒長枝に針金掛けして懸崖仕立てに挑戦してた苗にはぼっくり食い込んでた2ミリのアルミ線でした。慌てて針金を切り取った時、最近手元がよく見えない眼は幹をも切ってしまってた。わずかに残った幹に芽が吹くことを願って待ってみます。

前の姿がこれ

仕方がありません切り落とした枝を早速挿し穂に調整しました。早速オキベロンの40倍液に漬けてます。明日挿し木します。

他のは手でも外せる1ミリの2本どりで掛けてましたので大丈夫です、これからは小品の針金掛けはこれにします。

 

業務連絡です

今日電話下さった鳥取県の方へ・・・ご希望品種の中で在庫があった大きさの連絡用写真です。

 

 

 

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挿し木から5~6年のミヤマキリシマ根上小品盆栽

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昨年もこのブログでも記事にしてました。ミヤマキリシマの苗木持参で講習会を開いて下さっていた福岡県太宰府市からの渡辺ご夫妻による鉢上げ実習会を今年も当店で開いてもらいました。

花時の写真をバックに写ってるのが今回植え替え済の小品盆栽です。

 

この24ヶポットの中で1ポットを鉢上げしてもらえましたが、あと今年じゃなくて来年でもいいかなっての状態だそうです。が、渡辺氏は毎年植え替えをしておられるとの事でした。

下記の苗木23ポットは3月上旬に当店より品種やサイズなどの表記と、その写真などで紹介させてもらってから販売させてもらう予定です。

帰りのフェリーの時間を気にしながらも助手役の奥様と意気ピッタリで説明しながらの植え替え作業も早いです、10分もかからず終了!!

 

その詳細は後日に回します。

右手にお持ちの挿し木苗が2年生だそうです。毎年2回の剪定と毎年の植え替え4年で、ほぼ左手の鉢上げ苗木の大きさになるそうです。

挿し木2年生たちです。自分好みに仕立てたい方向きの苗木です。

店主の私が16日から検査入院しなければいけなくなったので退院後このブログは再開いたします。ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。

 

 

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植え替えの時のお助けマン

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いつの間にか立春も過ぎ今日は春3月の陽気に包まれてます。そろそろ植え替えの季節ももうすぐになりました。当店では植え傷みを抑えるために蒸散抑制と今の時期は防寒の意味も含めてグリンナーを使用してます。

メーカーさんは5倍液散布を薦められてます。

 

ミヤマキリシマの大きな魅力のひとつが花も葉も小さく、他のつつじとの大きな違いが枝の開張性いわゆる側芽優勢のため枝が横に横に広がる性質なんです。

大きな木々が無く陰にならなかったら、このように地面に這うように生育してます。

その特徴を利用して多くの花色の品種を、こんな盆景に豪華に仕立てるのにも便利なんです。

そして狭小のお庭にこんな素敵なロックガーデンにも・・・

こんな豪華な自生地の風景を身近に作れます。

 

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研究家秘蔵の品種紹介の始まりです

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ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が攪乱された山肌で優占種として生存できる

【これはウィキペデアよりの引用文です】

もうひとつは九州の標高1000メートル以上の高山に生息してる山つつじとか花色は多くが紫系の中色んな花色が現れるのが下記の自然交雑種たち

上記資料は久留米市つつじセンターホームページからの引用です

 

その中から公的機関で選抜育種されたのが名前をつけられミヤマキリシマとして世に出回っていましたが、最近はサツキやつつじなどと人工交配され珍しい花々の新品種として出回ってます。

なので本物のミヤマキリシマが少なく寂しくなった昨今、この貴重なミヤマキリシマを永年原種の研究育成されてきた渡辺氏オリジナル品種を随時品種の特性などと共に紹介させていただきます。

今日最初の紹介は一足早く春を知らせてくれて生育も強く早咲のミヤマキリシマを命名者の渡辺氏から紹介してもらいます

 

品種名【花 祭】はなまつり

花色と花弁の特性は少しピンクがかった濃い赤で細弁・花弁にスジが入る。特徴は花も葉も少し捻じれて尖る。枝打ちも良く強いし早咲きです。

(ルーツは九重山系)

花の大きさはたまたま映り込んでるハチと比べてみてくださいね。

 

 

品種名【星生】ほっしょう

花色と花弁の特性は筒咲の花弁で底とシベが白から赤にかわる。特徴はシベ咲き(薄いピンク)シベは長く上に反る。枝の打ち方は采咲のうちでは枝が伸びずにまとまり作りやすい早咲きです

(ルーツは九重山系)

 

品種名【新世界】しんせかい

花色と花弁の特性は薄い藤色でフクリンで花つきがよく小葉でよくまとまり作りやすい

(ルーツは霧島山系)

 

 

品種名【千尋】ちひろ

花色と花弁の特性は、濃い赤紫少し底白で弁が尖ってる。特徴は花は中くらい花弁の先が尖り白い長めのシベが上に反る。枝打ちはミヤマキリシマ独特の枝打ちでまとまり、深みのある色です。

(ルーツは霧島山系)

 

品種名【緋扇】ひおうぎ

花色と花弁の特性は、緋桃赤でシベは短い。特徴は底白で赤い鮮やかな小花で小さくまとまりよくできる。成長が遅いが花色は舞扇に似る。

(ルーツは霧島山系)

 

品種名【東峰】とうほう

 

花色と花弁の特性は濃い紫の尖った細長弁で先が少しひねってる。特徴は目を引く紫で花首が短く埋もれて見える。葉が少し大きめでよく繁るがスミトモセブンに弱い。

(ルーツは九重山系)

品種名【飛鳥】あすか

 

花色と花弁の特性はピンクがかった朱橙色で花首・シベも短く内に巻く。特徴は目を引く橙系。大きめの花で枝の打ち方は少し荒く、遅咲き。

(ルーツは阿蘇山系)

 

品種名【残雪】ざんせつ

花色と花弁の特性は白いはフリルのある広弁で、花首が短く葉に埋もれた感じ。特徴に開花時五角に見える。ミヤマキリシマらしい枝打ちでよく育つが遅咲です。

(ルーツは霧島山系)

品種名【月の丘】つきのおか

 

花色と花弁の特性は白に薄紫のフクリンでシベが短い、特徴に成長が早くよく出来る。花色が枝によりムラがある。葉の緑が濃くよくまとまり遅咲き。

(ルーツは阿蘇山系)

品種名【白楽天】はくらくてん

花色と花弁の特性はピンクがかった白花で花首が長い、メシベの先が黄緑色です。特徴が小花で弁は細くひねり開いて咲く。枝打ちは早くまとまりやや遅咲き。

(ルーツは九重山系)

 

品種名【ひな守】ひなもり

花色と花弁の特性は赤味がかったピンク、広弁でフリルがある。特徴は大きめの花で色にムラがでる。枝打ちは荒いが作りやすい。よく似た「ゆのか」より赤い。

(ルーツは霧島山系)

 

 

 

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春3月は植え替えの時期

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今年は久しぶりの寒さと雪などは、こちら島原半島では10年振りと言う感覚の寒さでしたが一昨日は何か暖かい気温さえ感じさせる日で寒くない・・そんな小春日和にビックリしましたが、そうですこのように強い寒が何度かあるとミヤマキリシマの休眠が破れ根の活動が始まります。植替時の植え傷みの少ない春3月に向けて準備が必要になります。

当店でも3年前までは5年から10年生の畑苗を仕入れて鉢上げしてましたが、マンションのベランダでも育てられるし、今女性にも人気のガーデニングにも使えるミニ盆栽用苗木の需要が多くなった事と、どこの気候でも育ちやすい1~2年生の挿し木苗に人気が出たんです。それで畑苗を切り込み剪定して鉢上げしてた今までの根洗い鉢上げしてた作業がなくなりずいぶんと楽になりました昨年確か2月に記事にしてた福岡県のミヤマキリシマ愛好家でもあり研究家の渡辺氏の小品盆栽で根上盆栽の先駆者がいらっしゃいます。小粒のボラ土単用で簡単に根上小品盆栽が作れるそんな紹介記事をアップしてました。ぜひ、このブログのアーカイブから検索してみて下さいね。当店ではこの若苗を使って盆景に仕立てる方に特徴を持たせます。それぞれのお店や作者の作品にはそれぞれの特徴と言うか作風がありますから面白いですよね。

なのでミヤマキリシマの品種の魁集家・育種家・学術的に詳しい方など各ジャンルの方々との交流と出来たらいいな~と思っています。興味がある方からのご連絡をお待ちしてます。近い内に前述の渡辺氏からのご厚意で今まで世に出てない渡辺氏秘蔵の品種を随時紹介させて頂きます。

今パソコンを修理に出してます。画像がアップ出来てないのはそのためです。もう少しお待ちください。

皆様からのコメントもお待ちしてます!!

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ご迷惑をおかけしました

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今朝はこのブログが開けないと言うアクシデントにあいビックリさせてしまいました。お詫び申し上げます。実はこの拙い私のブログのサーバーが攻撃されてた!!との連絡をもらいました。が、無事解決できて初めての経験でしたがいい経験でした。

経験と言えば前回の潅水の話で思い出しました。潅水と言えば土にじゃなく葉水一本で育てていた事を!!

根への潅水は何年も雨水だけでしたし葉のある期間はホントに毎日夕方葉水をホースにつないだハス口からたっぷりやってました。葉張り80センチ位になったとき所望があって売りましたが根には糸ぐらいの根がピロピロあった位にはビックリした事でした。それからです。ミヤマキリシマは空気中の湿気を吸って生きていけるのかもと・・・・。元気がない鉢を植え替えしなくてはいけない時、鉢の土はガチガチになってると思ってたら意外と簡単に土が落とせる・・・びっしりになってる思ってた綿根がなくなっています、地中の根は真黒く壊死してる支根だけなのに地上部の枝葉には。元気ではありませんが枯れてない、でもそのうちに徐々に衰弱死していきます。この時間差は葉水で命をつないでいたのでしょう。葉水ばかりではなく弱ってる鉢にやってるハイポネックスの1000倍(液肥)の葉面散布などしてたらなぁ~などと悔やむ事もあったりします。経験では弱った幹にブドウ糖の注入もしてました・・・・など

自生地での葉水の役は朝夕の気温差で霧や夜露は多いでしょうしね、いや霧や夜露の役が葉水でした。だから当店では鉢土により葉水を優先してます。鉢土の表面がうっすら濡れる程度にです。

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潅水は用土の違いで変わる

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修理中のパソコンが戻ってきたら記事にさせてもらう予定の方から電話をいただきました。それは潅水のし過ぎで枯れる事ははないと私は皆さんに言ってます!!いつも私のブログで言ってることと真逆なんでビックリしましたが、何十年のミヤマキリシマ栽培経験者なんで信憑性があるんです。

気が付いたのは栽培用土。今と違って水持ちと排水がいい鹿沼土とボラ土の混合土を使ってましたが3~4年も経つと鹿沼土は砕けて根詰まりになってるのが多くて排水が悪くなってますから植え替えが必要なんですそれからするとボラ土単用は崩れにくいので根詰まりは遅くなります。この方はボラ土単用でした、鹿沼土と違って水持ちが悪いので乾きも早いから潅水のし過ぎってのは少ないのでしょう。自分が慣れてる用土での潅水方法はそれぞれ奥が深いですね。思い出しました前に記事にしたことがありましたが用土にミズゴケ単用で育てておられたミヤマキリシマ専門の「夢園」と言う栽培園もありましたそのミズゴケだけで育てておられた夢園園主が黒岩さんでした。当時の小品盆栽作品達です。

黒ボクだけってのもありました自分の慣れたやり方を見つけるのも面白いかと思います。ほかにも私は地元で簡単に手にいる用土を使って栽培してますよと言う方からのご連絡お待ちしてます

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ミヤマキリシマは落葉樹です

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葉が黄色くなったり赤くなったりして葉が落ちてきましたがまだ緑の葉もあります。そんな電話とか年賀状の添え書きもありびっくりしてます。改めてミヤマキリシマは落葉樹なんでそれが当たり前ですから大丈夫ですよ!!とお答えしてます。確かにサツキとかつつじとかの交配種には半落葉のも見かけますが山の自生地では完璧に葉を落し細い枝先の樹冠には茶黒く固い蕾みがびっしりそんな姿です。四国のお客様からは「え~こちらでは年中青々の葉ですが・・・・」なんての話もありますから、そんな気候の違いに逆にビックリしてますが誰でも目の前の現実が当たり前だと思いますよね。年々温暖化の気象に慣れていた昨今、寒いそして雪が降る、そんな事がニュースになるなんて・・・改めて寒い冷たいそして雪が降るから気を付けて下さいがニュースに・・・でもミヤマキリシマにはこの寒さが本来の自生地記憶が蘇りいい事だと思います。

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ミヤマキリシマはよく枯れるとの話が多いのは

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2018年5月8日頃はまだ当店の直売所が平成12年から南島原市深江町の「道の駅みずなし本陣」にありました。その時のお買い上げのお客様から年賀状をいただきましたが添え書きに夏を待たずに枯れましたが、また育ててみたいそんなありがたいお話なんです。

夏に枯れました枯らしましたとか3年しか育たない、そんな話が多い中2~3ヶ月しか育たなかったとの話は初めてでした。気候が合わなかったのかな?そんな疑問も書いてありましたのでお住まいをググってみるとありぁ海のそばではありますがお住まいと海の間には小高い緑豊かな山もありますし道の駅の直売所も海のそばでしたから直売所より環境はいいはずと勝手に推測してしまいました。ではなぜ・・・お客様がびっくりするほど鉢土を乾かしてるのに潅水しすぎ? 結果鉢土の根に空気不足?そうなんですつつじは空気が多い地表部に根が集中してます。

話変わって3年しか育たないそんな話・・・植え替えしてなくて根詰まりで水も通らないし空気も通らないなので根から徐々に地上部へと壊死していきますから気づくのが遅くなるようです。似たのに用土が酸性から中性にそれがアルカリ性になると鉄の吸収が出来なくなり葉が黄色になり光合成できなくなり衰弱死もあります。一番の枯れの条件に・・・育った環境の違いすぎというストレスのためと言うのがあります。本来の生育地は過酷な環境の高山で育つミヤマキリシマです。ですから標高の高い所で育てると初めての方でも皆育て方名人です。極端な例ですが北海道などで育ててる方などに育て名人が多いようです。どうしたら誰でもそんな育て名人になれる方法があります。それは自分の育てる場所で挿し木して発根した時その場所の環境を認識させてやる事ですたったこれだけで明日からあなたは育て名人の仲間入りだと思います。

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仕事始め

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  世の中・・・今日は仕事始めなんですよね 毎日コロナのニュースに驚きですが、ありがたいですね。年賀の電話の呼び出し音が鳴り響くで嬉しいかぎり・・・そうでした元日から全国からのたくさん年賀状もいただきありがとうございます

旧年中は機器の故障で長いお休みしてご迷惑おかけしてましたので、電話での会話も積もる話の中でミヤマキリシマの品種の話や枯れるとか枯れたとかの話も多くありました。ので・・・今年は今の時期ミヤマキリシマの休眠期なので作業があんまりないので、そんな話から始めたいと思います

ミヤマキリシマの新花として、昨今はサツキやつつじとの交配種が華やかな花色の新花として、多く命名され販売されてますが、まとめてミヤマキリシマと表記されてますがこれらはの多くは交配種のミヤマキリシマとすべきだと感じています。本来公的機関で選ばれた原種から採穂そして挿し木されたものが品種として命名されてました。なので当然原種の花色の違いはミヤマキリシマは本来は紫系の色ですが自生地では藤色・紫色.紅紫色・紅色・桃色・朱色‣淡朱色と多彩ですが、これらは山つつじの朱色との自然交雑種でした。これは当店の今年の当店の登録会員様への年賀状にも表記してました。このブログでも今後そんな話もしていきたいと思います。ミヤマキリシマの特徴は花色ばかりではなく樹形にもありますそれは上へと伸びる枝より横へ伸びる枝が強いという性質もありますし花弁にブロッチもないし花径も2~3センチとの小輪とかこれらは見た目で簡易的に見分ける方法です。たまに突然変異のもありますから面白いですよね。そうそうよく枯れるそんな方への話・・・今夜はこの辺で又にします。

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