ご家庭でミヤマキリシマが花咲く季節ですが

いつもご覧頂きありがとうございます

昨日太宰府市在住のミヤマキリシマ研究家渡辺利久男さんから、いつもの事ですが、皆さんミヤマキリシマは花盛り後は、皆さん花後の作業が知りたいと言ってる人が多いよ!! と、叱咤激励いただきました。ありがたいですね。感謝です。

それでは・・・・

花後の剪定と植え替えの写真をたくさん提供していただきました

落葉した冬場のミヤマキリシマは自生地では落葉して完全に蕾だけの姿になりますが暖かい土地ならこのくらいの葉は残ります。もっと温かい所では落葉さえしないとか、そのらくようしない原因には気温ばかりかチッソ肥料の効きすぎも原因とかの話もありますね。

だからミヤマキリシマが落葉樹とは知らない人は多いみたいで、ネットでミヤマキリシマは常緑樹と表記してあるのを見たことはあります。花時期の自生地に訪れる方は多いですが、冬場には訪れる人は少ないみたいです・・・なんですかね。

それではご紹介します

小品盆栽の剪定・・・ここまでやるかです

突然ですが落葉樹特有の花が咲き終わると新葉と芽か伸びます。が、来年用の花芽つけるための枝を作る為の剪定は5月末までが基本ですが、その土地のその土地での気候では6月の中旬とか自分で試してみることが大事です。これらお見せするのは昨年の作業歴だそうです。

   花後の6月中旬はこんな姿に

 

小品盆栽は枝先の切戻しをコケ順に従って繰り返しが大事です。より小さな枝を残してあります。大きな枝を切り落とし傷薬塗ってあるところがお分かりでしょうか。新梢が伸びる時は根の発根も同時に起こりますので根詰まりを起こしますから軽く根詰まりをほどいてやってあります。

 

新しい用土で観賞用の小鉢でしたので体力回復に養生鉢に植え替えてやってあるようです。こまめに植え替えすると樹が若返る事があり、樹枝に古木感を乱すことがありますから注意が必要みたいです。植え替えには根詰まりの解消と用土の酸性度を取り戻す機会でもあると言えます、水道水は中性だそうで潅水のたびに中性からアルカリ化する予防にも役立つようです。

このミヤマキリシマは渡辺氏所有だけの「新世界」と言う上品な品種です。品種の特性は薄い藤色の覆輪で花付もよく小葉でよくまとまり小品盆栽に作りやすい品種です。

これらは渡辺利久男氏からの写真提供です

日差しの強い屋外で撮った写真で色合いがはっきりしませんがすみません花の大きさの比較です

右のはやっぱり渡辺氏だけの新世界と似た品種ですが、「月の丘」です。成長が早いそうで、花色が枝により濃淡が出るのが特徴ですが、新世界より花が一回り大きいようです。

たくさんの植え替えの画像提供を受けましたがポスターの大きさの大きなサイズでしたので調整の工程がありますので後日又報告させて頂きます。

 

花後新芽が伸び体力が付いた頃6月中旬頃渡辺氏は剪定するそうです

 

 

短く伸びた新梢の先に花芽・蕾が着いてます最高の仕上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

おっと・・・・これは反対側です

これからが楽しみな平成30年の挿し木苗

 

 

こんな樹形も・・・・

順序が逆になりますが

今年の開花風景は次の便でとお願いしてます

昨年2月当店で植替講習していただいた時の渡辺ご夫妻

前回ご登場いただいてた時の写真です

渡辺様には毎度

貴重な写真を送ってもらい感謝申し上げます

ありがとうございました

これは当店の「おちょぼ」純真な清楚な幼子のおちょぼ口に見えて、つい名づけたのです、紅(べに)色の覆輪の花、こちらも花径2cmと小品盆栽向きです。

 

花見本の咲き方をしないと言う質問がありました。

咲き分け品種「夢絞り」のあやうさの話は又の記事に

 

 

 

最期までご覧頂きありがとうございます

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