灌水の話

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梅雨があけると10日は晴れと昔のことわざにありましたがホントに毎日暑い日和が続いてます。どんどん乾く鉢土には水かけが毎日大変ですね。粗い粒の用土で保水力がなかったようです水切れで枯れてるのが恥ずかしい話ですがうかつにも当店の苗木にもありました。幸いに根元に徒長枝が出てきてくれてたのでこれを育てます。


昨日の日が落ちて気温地温が下がったころ潅水してましたかが表面はうっさらと乾いてる

その日の夕方にはこのくらい乾燥してましたが、潅水は地表面がうっさらと濡れるくらいの葉水で毎日の十分な潅水がないことの乾燥があること体験させてます。本来自生地では十分な水がない環境で育ってたDNAの記憶があるはずですから鍛えてます。

思い出しました道の駅直売所でいつもお客様から言われてた事を・・・大丈夫ですか??・・・枯れませんか??こんなにカラカラにしてて・・・と

自生地の劣悪な環境で生まれ育ってるミヤマキリシマは実はタフなんですよ。ただし生きるためには水は必要ですからきっと山頂は夜は冷え込みますから霧の発生も夜露もあるでしょうからミヤマキリシマの葉の表面にはたくさんのうぶ毛みたいなのがありますからこれらもその役に立ってると思いますし地下はガラガラの空隙が多いので根っこも綿根がいっばいですから空中湿度を取り込んでいると思うんです。毎日の潅水は葉水程度時々のたっぷりの潅水これが当店での潅水の仕方なんです。

そろそろこれらの苗木を使って盆景の用意してます。

 

捨ててあった土鍋の蓋・・・浅鉢の代わりにいいかな・・なんて

ミニ盆栽といえばつい小さな鉢に植えたがると思いますが、片方大きな借景があると同じ効果もありますし大きな土壌体積があると急激な乾燥も防げるのでミヤマキリシマには優しい植え方なのでは

こんなのを昔作ってましたこれは小品盆栽を鉢から抜き伏せこんだだけの箱にはでしたが、今回はもっともっと縮小し山の自生地ミヤマキリシマ群落を作って部屋でも見れるよう頑張ってみます。

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