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花が終わった苗の花ラベルが無くなって困った時に目安にしてることがあります。品種それぞれの特徴は葉の形や葉の大小や葉の色などがありますが、それに足して今盛んに伸びてる新梢の色もです。左端の〇は緑色の新梢軸右端の○は赤色の新梢軸なんですがね・・・ちょつと分かりずらいですね。
緑色の新梢軸の花色は白色か薄い紫か薄いピンク系の花色が多いのです。
そして赤色の新梢軸の花色は赤花や紫花の特に濃いのが多いんです。あっ赤丸で囲ってるのにもう蕾が出来てます、藤懸と言う品種です。今まで作った経験はありませんが変わった花です
左のはたくさんの花が咲きましたので子房がたくさん付いてます、秋には種子が採れます。右のは今年の開花がなかったのでもうこれだけ新梢が伸びてます。子房がたくさん見れる方のは新梢の伸びが短いです。自生地のミヤマキリシマが剪定してないのに美しい樹形なのはこのような事だからです。種の充実に勢力を使いますから新梢は伸びにくいですが芽の伸びが止まったらこの種をむしり取りますと花芽形成に勢力を使います。仕上げの時はまるでこの自然剪定の方が野趣味満載です。ただ枝透かしの剪定はします。
右側の新梢はまだまだが伸びます。切り戻しの剪定してやらないとミニ盆栽には向きません。
そこでここまで切り戻し剪定してます。
また上伸性の枝が強いのでまた横に伸ばします
昨年古枝挿し木してた苗木ですが花がついてなかったのでこんな強い徒長枝もだす勢いがありますのでこれも切り戻し古枝の趣のある自然の樹姿を
まずはお決まりの徒長枝の枝抜き剪定してます
ミニ盆栽へと切り戻し剪定してます。剪定した枝はまた挿し穂に使います。
剪定した枝は強風の自生地でよく見かける横にして吹き流し樹形また岩場で見かける懸崖仕立てにと当店ではなぜか今年はこうゆう樹形が多いです。
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