かすかな薄桃色で弁先が薄紫の平成の月

いつもご覧いただいてありがとうございます

今日もいい天気が続き4月も早や9日

畑苗で20年越えの「雲仙小町」の根洗い鉢上げをしましたが

もうこんな大物の根洗いはこれで終了です

このように性質は完全な立ち性ですが

花は小輪で丸弁の薄いめの紫紅色ですが

秋にも咲きやすいですがその時は

これが濃い紅紫色になる不思議な品種です

雲仙小町1

枝打ちも強い枝を詰めてやると

このように下の矢印ように開張性に変化します

雲仙小町2

次のは

品種は藤司なんです

生育の悪いボット苗を洗ってみたら

このように

真っ黒になってる所は壊死してる

生きてるところは明るい黄土色です

残念ですが上の斜線から切断して挿し木します

藤司1

ちょっと深植えしてますが

挿し穂が動かないようにしてます

当店のこれが古枝挿し木の原点なんです

せっかく育てたミヤマキリシマをなんとかして助けたい

ならば

つつじは普通は新梢挿し木されると思いますが

そして古枝は取木するのが普通ですが

当店は古枝ですから発根剤の助けを借りて挿し木してます

藤司2

加湿に弱いミヤマキリシマは根詰まりおこすと

根腐れ・・よくこんな事がおこります

あるいは

枝先から枯れる時は逆に極度の水切れ起こした時です

根はしっかりしてますから

枝の生きてる所まで切断してやると生き返ります

今日の花は平成の月です

とても上品な花なんですよ

↑で紹介した藤司に似てますがこちらは平咲です

そして作りやすい品種です

平成の月

最後までご覧いただいてありがとうございます

カテゴリー: 剪定, 挿し木, 根洗い鉢上げ, 植替, 花色と品種 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください