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自生地からのミヤマキリシマは育たない、そんな生まれ育ちの違いからが原因ですので、当店でお買い上げの皆さんになるべくで皆さんのお住まいの環境で挿し木してとお願いしてますが、ずいぶんと挿し木に習熟された皆さんから成功のお便りを頂いてます。これからはどうして自生地の美しい姿形を小さく表現できるかそれが出来るとミヤマキリシマがもっと好きになってもらえると思います。何度も登場してる古枝挿し木苗の盆景ですが花芽の着きもよく時期はずれけですが花が咲いてる今日写した姿です。
秋には時期外れなのに随分とピンクの花を咲かせて楽しめさせてくれたもうひとつの盆景の混み合った根元の剪定をしました。
小さく作り込むのに コケ順が合わないそんな直線的な太い枝を思い切って剪定しました。これで根元の幹の太さがより際立つようになりました。枝先は花後もう一度切戻しの剪定をしてより古木に見えるように作りこみます。
この枝も5~6年経ってる古枝ですから、これも短期にミニ盆栽に仕立てられる立派な挿し穂に使いますが、これも2種類のミニに仕立てるように2本に分けてます。
こんな作業は本来なら植替えや挿し木に最適な季節の3月のお彼岸頃の作業になりますから皆さんにはその時期をお勧めいたします。今日剪定した枝でこれだけ出来ました。用土の乾燥を防ぐためにこんな容器を使ってますが、必要以上に水がたまらないように下部にオーバーフロー用の小さい穴を開けてます。
品種名と挿し木した日付を書いたラベルを立てておくと後の栽培で大変便利です。
この秋には最初の盆景に植えたより立派な苗木として植え込みが出来ます。これが新梢挿しの苗木では真似のできない苗木の作り方なんです。
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