2度楽しめるそんなミヤマキリシマ

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10年以上の畑苗から、太幹のミニ盆栽の新木作りの手始めに用意した苗木です。これは春の朱の衣の花です。

 

そして秋の朱の衣の花・・ずいぶんと春の濃い目の朱色の色に赤色が鮮やかに現れてます。

最近になってから気候がそうさせるのか秋にも開花する品種が多くなりました。その中のひとつです。

花色の表示に藤色・紫色・紅紫色・紅色・桃色・朱色・淡朱色の花色で仕分けしてられますが、それぞれの人の見る見える感覚が違いますから厳密にはこれを使って表現されたのが上の7色です。

そして、それを元にして作られたのが昭和42年から44年に調査された当時の長崎県農林試験場の「雲仙岳におけるミヤマキリシマの花色分布」図です。

これから推察するとこの「朱の衣」も標高が低い所で生まれたのかもしれません。自生地の推察もしながらだと楽しみも増えると思いますね。性質も上伸性だと言うのもこれで頷けられます。

左の畑苗と右のポット苗も同じ品種の朱の衣です、そして栽培歴も同じ10年生です。作り込めばしっかり締まる枝になる事を示してます。

最後までご覧頂きありがとうございます

 

カテゴリー: 剪定, 根洗い鉢上げ, 番外編, 花色と品種 パーマリンク

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