畑苗の鉢上げ

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今日の午前中は冷たい小雨でしたが、午後からは雨も上がり日差しも出て来ましたので、例年なら始めてた根洗い植替えですが、今年はこれが今日が初めてになります。

昨日紹介してた「朱の衣」を根洗いしてます。

なるべく自然樹形に近づく剪定をしてます

根の調整もして手元にあった市販の活性剤の希釈液に浸けて水揚げさせてます。

今回使用する用土ですが鹿沼土とボラ土の混合土に3割の腐葉土を混合してます。この移植苗木の植わってた畑には元々が赤土でしたが大量の落ち葉の腐葉土を鋤き込んで重たい団粒の用土でしたので似た環境にしてみます。

そして省略してますが用土は一度水に漬け込み水をたっぷり含んで底に沈んだものです。その用土に植え込むときは鉢の上縁まで水に浸けて、絡んだ支根の中まで入り込むように植え込んでますが又の機会にご紹介します。根を落ち着かせるための灌水後幹が白く乾くまで放置してから傷口に保護剤を塗りいつものことですが蒸散抑制剤のグリンナーの散布してやります。

そしてちょっと見ずらいですがグリンナーで幹が光輝いてますが皮膜を乾燥固定させるために3時間ぐらいかかるそうです。この皮膜は防寒の役目もしますから是非使われることをお勧めします。

この植わってた畑によく馴染んでか、たかが2年で根元から元気な徒長枝が出て、おかげで随分と根元の太りがいいようです。

そして、今日の鉢上げまでの時間がなくてもつい根元だけでも知りたい欲望に負けて根元だけ洗ってみました。

いつもミヤマキリシマらしいそんな参考にしたい自生地の枝作りの自然樹形です。

最後までご覧頂きありがとうございます

 

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