剪定の色々

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5~6年生のポット苗でしたが枝数を減らす、花後の枝抜き剪定してます

一番簡単なバリカン刈で枝先を揃えてます。その後はグリンナー散布で枝先の切り口を保護してやってますから芽吹きが早いです

これも10年以上経って少し焼けが行ってますから、文人風な古木感出したいので切戻し剪定してます。

開張性の品種で藤小町ですがポットの中で育ってますから小さいですが7~8年は経ってます。木肌が硬くなってますのでお分かりだと思います。

花の観賞が主な場合は枝先のバリカン刈で十分だと思われます。

店主はミニが好きなので強い真っ直ぐな枝を抜くことで小品に

この枝抜きした枝はミニ盆栽用の苗木作りのためにそのまま挿し穂として使ってます。

丈と幅はそれぞれ8センチ位になりました

 

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剪定

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気がつけばいつの間にか、もう5月も終ろうとしてます。普通ミヤマキリシマの剪定は5月いっぱいに終る園芸関係の書物にはそう書いてあります。それは剪定した枝から新芽が出てその先端に花芽が出来るそうゆう話なんですが木の樹勢や若木それに老木とか古木とかでも剪定する枝が違ってきますが、最初にはどんな年数の木であっても混み合った枝の枝抜き剪定を最初にするようにしてます。

枝抜き剪定の後は前年度の枝の切戻しが主流になります。伸ばしてその枝の切戻し剪定で作っていくわけですが急いで明日から見本の教材になるよう写真撮りをして明日からアップの予定です。

 

今日お送りした苗木達ですが右から2ポットが5年生の若木になります。

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超ミニで太幹への想い

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今日は雨の一日でしたが植替えには直射日光もなく湿気も豊富で最高の日よりになりました。昨日言ってた植えなおしの植替えお話しの続きになります。9センチポットから一回り大きい10.5センチのポットへ植え替えました。

今のままでも十分に太幹の超ミニですが、秋口にもう一度嵩上げして植替えしてやります。細い線が今の地表面ですが秋口には太線まで起こして植替えてやることでより大木を表現させる事が出来ます。

枝についてる赤線・・・枝先を剪定してやることで早く枝数が増えます、細い枝からが芽の出が早いし切り口の赤矢印は少しグリン色してますがこれは成長が元気で早いその事で形成層の肉まきが早いと思います。

 

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古株をミニ盆栽仕立てに

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花が終わり挿し木するには最適な時期になりました。発根してくれただけで即ミニ盆栽向き苗木が出来る、そんな細くて年数たった古枝の採穂に選んだ「深山紫」の10年生以上のポット苗の根洗いをしました。

 

今日は、まず根元が素直な本体のミニ化に挑戦です

仮鉢上げ、9センチのポットに植えられるサイズしてます。

このサイズのままでは乾燥が速く吸収根の出来るまでは一回り大きなポットで養生してやります。これは将来の鉢の大きさの想定に仮植えになります。明日又植え替えます。

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多肥料や灌水のやり過ぎにご注意

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真夏日が続きますね、そんな時ですから皆さん心配で灌水のし過ぎしてませんか??そんな近況のお便りが来ました。

 

ミヤマランドの草野様

5月になって初めて液肥をあげてみました(一週間前)。

残り一つのおちょぼの花が普通の色・

深山紫は黄化現象をおこしている葉先が茶色に・

そんなんです。

 

最初のピンクのフクリンのおちょぼの発色がよくないようですね、成長が著しい若枝のせいかもしれませんから枝の老化・・・で発色はよくなるものと思われます。2番目の葉先が茶褐色は根先の障害起こしてます、早急の新しい用土で植替えしましょう。植替え後は必ずグリンナー散布忘れないようにお願いしますね・・気になるのは液肥が濃いことありませんでしたかね・・・

くれぐれも肥料は薄め潅水も控えめをお願いしますね!!

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挿し木やってますか

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今日も夏日より、暑かったですね。鉢物も乾いてませんか??

タップリやって下さいね、そうそう葉水が一番有効ですよ。花が終わってますか、開花がまだのところもあるみたいですね。

   嬉しいお便りがありました

お世話になります。岐阜の○○です。
たくさん増えてきてますよ。
去年の挿し木の種類が分からず…
今年の挿し木は、種類バッチリ

岐阜のご登録番号736さま貴重な写真ありがとうございました。

今年お送りさせていただいてる挿し木苗の植え替えが終ってないみたいですね、同じポット使うにしても3分の1は新しい用土で植替えして下さい。植替えで新しく発根が促されて芽吹きがよくなりますし夏場の根詰まりの解消になります。花着きをよくするためにもそれが必要です、それとは新しい湿気た空気が根の先まで届くようにが必要なんです。1週間おきのグリンナーの散布と表土が乾いてから灌水をする・・・これが大事だと思います。苗木を増やす楽しみから小さくとも趣きのある苗木の養成で色んな楽しみ方や飾り方がありますから頑張って下さいね!!

 

 

 

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用土が乾かないと樹勢が衰える

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時々このブログに登場してるポット植えの「夢絞り」の古木をついに植替えしました。15年以上の木で10年生の頃の畑苗を切り込み畑土のままポットに植え込み5年間植替えなし、その間根詰まりで壊死した根それにつながる幹も枯れてましたが、一部の皮めが生きていて、それが天然の神作り状態でしたがとても元気でした。が、表土に小さな草がビッシリ・・・結果、鉢土が乾きにくい事で樹勢が弱ったみたいです。今までは表土が真っ白くなるくらいにカラカラに乾かしてタップリ水に浸けてやる、その繰り返しで元気だったのですが除草を怠った為の結果です。

残念なことに根洗いしてから気付きましたが、その時の写真撮るのを忘れてました。

長年の植替えしてませんでしたので、ポットの中をぐるぐる回って壊死し真っ黒になってるそんな根をしてました。

前の植え方は直立してましたが、朽ちてる古木らしさを表現するために斜幹にしてみました。

灌水後定番の蒸散抑制のためにグリンナーを幹や枝葉全体に散布してます。一週間位は日陰で養生させ、その後ハイポネックスの1000倍液を葉面散布してやります。日向に出してやる時は曇りが雨の日に出してやるのが一番安心です。

話変わりますが、当店でポットに直接挿し木する時使ってるポットはこんなのを使ってます。挿し木用土に中粒のを使ってますがこれはポットの底に少しだけ水が溜まるそんな仕掛けになってます。

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昨年した挿し木苗の植替え

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当店登録番号878のお客様

昨年の挿し木苗は植え替えしてまして残り物の材料で・・・挿し木してる用土は鹿沼土とボラ石の混合土です、お送りしてる植え替え用土で根洗いせずともそのまま植え替えが出来ます。

但し 草の根などが残ってる場合は根鉢をピンセットなどで崩し根を捌くように鉢土を解されることをお勧めします。

一回り大きなポットに植替えして底に薄く中粒のボラ石を敷いてます

植替え用土その上に敷き高さを調整してます

少し嵩上げ状態で植え込んでます、灌水後上痛みがないように、かならず蒸散抑制の為にグリンナー散布してます。

これで一週間は小まめに灌水してやりますが、一週間後もう一度グリンナー散布して後は表土が乾いてから灌水してます。施肥は置肥えしてやりますがハイポネッククスの1000倍液の灌水も有効だと思います。

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花後にする剪定の色々

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俗に花後の剪定と言いますが、今年の花芽が着いてなくて早く伸びだした新梢を剪定して2年分の枝数を増やすことがありますがこれは新梢の成長が止まり枝が枝が固まった時にします。もうひとつは花が咲いてた枝の下を切戻す剪定とがあります。どちらも盆栽樹形優先の剪定の仕方です。花を咲かせて楽しむためだけなら太く強く伸びた新枝を剪定するだけで済ませることが出来ます。剪定すらしないと言う作り方は先日の花ガラは取るか取らないかの話に戻りますが・・そのままにしておくのが樹形が乱れない最良の方法です。それは自生地の生態そのものと一緒ですからより自然な樹形となります。それは自生地では誰も剪定しないのにあんなにキレイな樹形になってることです。花ガラを取らないことで種が出来ますがその事で新芽の伸びが抑えられて細くて短い枝になるという神業になります。今回は説明の写真がカメラの故障で撮れてませんので後日紹介します。

今日は昨年畑苗の10年生の苗木を強い枝の枝抜きだけしてたのを植え替えました、本来なら3月に植替えする枝数の多い苗木ですが用土を全部落として植え替えしてますので、植替え後腰水させてしっかり用土に水を含ませなおかつ表土には乾燥防止にミズゴケを張ってますし最後はヤッパリ蒸散抑制剤のグリンナーの散布して保護してやります。一週間は半陰にて養生して雨の日か曇りの日に日当たりのいい場所に移してやりたいと思います。

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花径の大小から

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花色の写真を見て、よく在庫状況を聞かれる品種がありますが、それは「黒岩曙」という品種なんですがミヤマキリシマでは大輪なので当店ではそんなに数多くは作ってませんが他の品種との花径の違いです。

         黒岩曙です

ミヤマキリシマの花径の比較です、そして一番左端が黒岩曙です

左端から黒岩曙・平成の月・深山満月・瑞紅・綾の誉・・・・・

花色だけだったらキレイで豪華ですがミヤマキリシマで小品盆栽向きにする時は大輪の部類になります。

花後の処理は・・・・・・

花が終わってしまった品種名は「平成の月」です

矢印の先が花が終わってしまった花ガラです

さて皆さんならこれをどうしてますか??

続きは明日に

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