微生物資材の使い方

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3月にポット苗8年生を植え替えしてた鉢なんですがちょっとした手違いで鉢から抜けてしまいましたが白い綿根が1センチほど出て鉢土を噛んでました。写真を撮ろうかと思いましたが太陽光に当てると傷みますので早々に新しい植替え用土で植えなおしして微生物資材の300倍液に浸す事20分、上部から灌水してもいいのですがより効果を期待して浸してます。品種は八重咲の品薄で貴重な「九重」(ここのえ)めったにない8年生

九重

これも少し傷んでた葉色が黄化してた鉢根の障害か用土のアルカリ化によって引き起こされるそうですから用土を酸性化することからなんですが先ず根の改善そのためにはこんな微生物資材が有効化と思います。

傷み鉢

新葉を食害する毛虫が多発する時期ですからしっかり病害虫退治に消毒して下さいね。

新しい品種のお披露目のニュースがありました

当店の紅色の覆輪の「おちょぼ」と他店からの紫の覆輪で「百花の月」共に新しい品種として今から増殖されると思います。

2品種

 

 

百花の月

百花の月

 

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古枝ポット挿し木苗の植替

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1本ずつ7.5センチのポットに挿し木して発根したら9センチのポットに移植次は12センチのポットへ移植してる当店の苗木です。

おちょぼ1

白い根は草の根ミヤマキリシマの根は明るい茶褐色の根なんですが白い根が、かなりありますから取り除いてから植替えしてます。

底のほうを見てもらってますがこんなに草の根がビッシリ鉢土の空隙を塞いでますからしっかり取り除いてます。

植替3

空気がよく入るように根ほどきしてから植え替えますが根を櫛で捌くようにほぐしてます。

おちょぼ2

これも

植替7決してそのまま根解きしないで鉢を大きなものに植え替える事をしないように!!

おちょぼ3

 

センチまでは植替え用土だけでいいと思いますか12センチ位になりますと底土に大きなゴロ石を使って排水のいい環境を作ってます。

植替1

この用土は鹿沼土とボラ石の混合比率は3対7そして排水のいい環境を作ってやります。

植替2

植替えて灌水してよく幹と葉が乾いてから蒸散抑制剤のグリンナーの霧吹き散布してやり保護してやります。そして1週間から10日後位から置肥などしてやりますが、その前に微生物資材の300倍液の灌水を1週間毎に3回ほどしてやると肥料の吸収がよくなるようです。

植替6

今日送った苗木達です

鷲田さま

 

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挿し木の楽しさ味わって!!

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当店の挿し木用土は鹿沼土とボラ石が1対1の割合で中粒小粒の混合ですし水洗してシッカリ微塵を洗い出してます、サラサラの用土です。

挿し木用土

  • こんなサラサラの用土に挿し木しますから蒸散抑制剤のグリンナーが必要なんです。

  • 挿し木する前にまずタップリ用土に吸水させる、それは容器に入れて用土が水の底に沈んでから使用しますから挿し穂を動かないようにしっかり固定できる事です。

  • なれない内はつま楊枝位の太さの小枝から初めてみて下さい。細い枝は発根が早いですから太くなると発根が遅くそして発根も少なくなるからです。

  • 皆さんの自然環境で発根させたのが・・・そしてそこで産まれたのが一番丈夫なんです。

 

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今の時期の挿し木の採穂の仕方

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品種名「深山の桂」

深山の桂6

開張性の強い品種ですが若木の時はこんな延び方もします

深山の桂1

こんな畑苗を作る時は数が採れる強い徒長枝を挿し穂に使いますが花観賞用を重にする時は剪定もここまでで楽しめます。

深山の桂2

ミニ盆栽目指すならここまで枝抜き剪定してます

深山の桂3この太枝の挿し木はミニサイズの盆栽用になりますからミニ用の挿し木用土がこれですが混合比率は鹿沼土とボラ石を1対1にしてます

挿し木用土

太い枝を挿し穂に使う時は発根剤を使ってます

深山の桂5

この挿し穂採った後この苗木は昨年の秋に畑苗をポットに移植してましたからまだ根洗い植替えはしなくてもいいのでこのまま肥培しますが来春のお彼岸の頃に根洗い植替えしてやった方が植え痛みが少ないと思います。

ミニ向かって右のは15年生の畑苗をここまで切りつめて剪定してた鉢上げして3年目、真ん中のは今年2月末根洗いしてたものです。

三様

今日のは当店での直売所で一番売れてるポット苗の剪定の仕方なんですが、一番相性のいい苗木作りはこんなやりかたをおすすめしてます、お住まいの気候で挿し木するのが一番強い苗木になりますので皆さんくれぐれも挿し木してくださいね。

 

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古枝挿し木3~4年目

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今日で忙しいゴールデンウイークも終わりましたが、少しはまだ花も残こってましたのでご紹介です。古枝挿し木苗で2種類の中でひとつは太い枝使って根上がりを作りたいそんな苗木の3年目。

おちょぼ

上の赤線が当初の挿し木状態1年目の春3月に2つ目の赤線まで嵩上げしてその年の秋にまた嵩上げして今の状態になってます。

おちょぼ2

これは細い枝先を使った古枝挿し木苗の3年目嵩上げは1回だけどちらも2.5号から4号のポットに嵩上げ当時に変えて肥培してますが施肥は少々に抑えてました。どちらもこれから根張り作りと枝作りに入ります。

おちょぼ3

送りの準備が出来てる苗木なんですが、右のが「お任せ10品種」の苗木たち、そして3年目の苗木の見本も最初はこんな大きさの苗でした。

送りの苗

挿し木苗の用土はボラ石と鹿沼土の割合は1対1これからのはボラ石7鹿沼土3にして益々水捌けのいい用土になってます。

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芽吹きの進み具合

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3月6日に畑苗を根洗いして切り込みしてた瑞紅です、今ここまで芽が伸びてます。ここでちょっと元気つけてやるために加勢してやります、それは薄い液肥の施肥をしますが

瑞紅

その前に苗木と共にお送りしてた微生物資材の300倍液を灌水してやります。(10cc入りなので3リットルの水に溶かします)1週間毎に3回ほど

夢

そしてこれは当店ネットショップでお買い上げの商品ですが植替え用土に蒸散抑制剤のグリンナーそして発根剤と微生物資材。それにただ今当店の春のツツジ祭りの粗品に挿し木見本として古枝挿し木苗2ポットつけて発送準備してます。

送り

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剪定の時期

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自生地の開花はボチボチと始まったばかりですが市街地での当店ではもう開花は終ったそんな鉢も出てきます、そこで来年用の枝つくりに剪定してやるわけですがここで注意が要ります。

  • 昨年根洗いしてたが1年目の軽い植え替えのしてたミヤマキリシマの鉢は今剪定しても大丈夫です。たとえば先日紹介してたこんな鉢

  • 普賢の月1

そのまま剪定してハサミ作りでもいいですがちょっと立ち上がりに針金掛して曲をつけてやってます。

普賢の月2

まだ根の活着に自信がなかったら今月末までこのまま葉の繁りがよくなるように300倍の微生物資材と薄い液肥をやって精力をつけてやります。そして十分に繁らせてから5月末にここまで切り戻し剪定してやる方が安心です。

普賢の月3

  • 植替えしてない鉢は今剪定しても大丈夫です

  • 今年の2~3月に軽い切り込み剪定し根洗いして植え替えてたのはそのまま残して葉の繁り見てヤッパリ微生物資材と薄い液肥の施肥して5月末までは剪定はしない方がいいです

 

そして忘れてはいけないのが作業終えて灌水後には葉・幹が乾いてからは必ず蒸散抑制剤のグリンナー散布です小さな切り口の保護にも効果があります。

グリンナー

 

 

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石付けに最適な苗

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大阪のお客さまより軽石と苗木のご注文受けたので石付けの面白さをご紹介します。3年もの古枝挿し木苗を植えてから2年目の苗ですが小さいながらよく花芽が付いてました。

石付け1

ミヤマキリシマの魅力は小さく作りこむ事が出来る事、他のどんなつつじよりもより花も葉も小さくて可愛いと思います。雲仙の普賢岳の岸壁にさがるミヤマキリシマを見るような、そんな思いさえさせられます。

石付け2

当店のネットショップの「お任せ10品種」2500円の苗木使ってますが、今当店は春のツツジ祭りで2割り増しの12品種(12ポット)に植替え用土2リットル蒸散抑制剤のグリンナー付きそれに栽培の手引きも付いてます。花芽は今年の夏に出来ますからミニ鉢やこんな石付け用それに盆景用の苗木に最適だと思います。

 

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今月初めての業務連絡

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自生地の開花はまだですがここ当店のミヤマキリシマは満開してますし早咲きの品種は散ってます。開花時期は半月以上の違いますね、これは気候の差なんですがこの平地の気候にあってなければ後の生育に支障があるかもなんで必ず皆さんの気候で挿し木して見て下さいね。8年生の畑苗も鉢植えするとこんな感じ真ん中のポット苗が3年物古枝挿し木苗です。

深山紫

庭植えにお勧めの苗木です(特別)価格にて濃紫の「深山紫」と白花の「妙見白」朱赤の「朱の衣」ピンクの「花ぐもり」です。

畑苗

 

 

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植替えと切戻し剪定

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今日もものすごい雨で外仕事は出来ずじまいで20年越えの畑苗を、一昨年根洗い鉢上げしてた苗木の植替え本当なら昨年植え替えしなけれはいけなかったそんな苗木なんです。

普賢の月1

品種は前回紹介と同じ普賢の月太幹の小品盆栽用の新木ですが枝作りを急ぐためにここまで切り戻してやってます。

普賢の月2

そして珍しい太幹で紫の重ね咲の藤重これは古木感が幹の縦皺でより強調されてます。

藤重

当店直売所(道の駅みずなし本陣ふかえ)ではミヤマキリシマはもう、こんなに花盛りですぜひお立ち寄りをお待ちもうしあげてます。

展示1

展示2

店主がやってる実際の剪定・植替え・挿し木作業を見てやって下さいね言葉では表現しにくい事も実際を見るとまた違うことが見えてくるかもしれません。

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