鉢上げの追加作業

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先日の朱の衣の鉢上げの追加作業です

農業資材屋さんで勧められてた微生物資材です。根の発育を正常化そして促進そんな土壌専門発酵剤とされてますのでこんな似たのは他にもたくさん販売されてますね。お手持ちのこんな資材鉢上げ後使われてみてはどうでしょうそんな紹介です。

葉面散布では500倍液灌水に使うなら300倍そんな説明書がありましたので約10リットルの希釈液にしています。お客様に提供してる容器が約33ccですから10リットルのバケツで作ると簡単です。

そんな混合した溶液に浸してたっぷり用土に沁み込ませ表面にはミズゴケで急激な用土の乾燥を防いでやります。時間的には半時間ですがミズゴケにもこの混合水溶液をたっぷり含ませてます。

そして、今の寒気からの保護として用土が凍らないように断熱シートで鉢を覆うようにします。

 

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ミニ盆栽用の採穂の仕方

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昨日剪定してた枝からミニ用の挿し穂を調整してます。これを使うと1年や2年で風情のあるミニ盆栽が出来ます。

剪定した枝がこれだけありました

剪定してなくて自然に延びてた枝です。赤線で切ってる間隔がそれぞれの年間伸長にになります。この枝だけで7年経過してます。

今回は細い枝先を使います

赤丸で囲った太くて節間が長い元気のいい穂は庭木向きの苗木に

ミニ用にはコケ順を作るためにハサミの刃のところで切断して2本にします。

趣のある文人風苗木を作るためにハシ位の幹の太さのも挿し木します

一枝に上根が発根してたのがありました。庭木になら支柱をしっかりしてそのまま植え込みが出来ます。

今回は太幹の片根ですから懸崖作りの小品を作るためにそのまま鉢上げします。

調整した挿し穂を水揚げします

挿し木に向けて用意してる資材です。比較テストはしてませんが手元にあるもので大丈夫です。意外と簡単ですが当店では蒸散抑制剤のグリンナーは必ず挿し木後散布してます。

挿し木用土はこのように、水をたっぷり吸いこんで完全に沈みこんだのが一番管理が楽になります。植替えの時も同じです。

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畑苗の鉢上げ

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今日の午前中は冷たい小雨でしたが、午後からは雨も上がり日差しも出て来ましたので、例年なら始めてた根洗い植替えですが、今年はこれが今日が初めてになります。

昨日紹介してた「朱の衣」を根洗いしてます。

なるべく自然樹形に近づく剪定をしてます

根の調整もして手元にあった市販の活性剤の希釈液に浸けて水揚げさせてます。

今回使用する用土ですが鹿沼土とボラ土の混合土に3割の腐葉土を混合してます。この移植苗木の植わってた畑には元々が赤土でしたが大量の落ち葉の腐葉土を鋤き込んで重たい団粒の用土でしたので似た環境にしてみます。

そして省略してますが用土は一度水に漬け込み水をたっぷり含んで底に沈んだものです。その用土に植え込むときは鉢の上縁まで水に浸けて、絡んだ支根の中まで入り込むように植え込んでますが又の機会にご紹介します。根を落ち着かせるための灌水後幹が白く乾くまで放置してから傷口に保護剤を塗りいつものことですが蒸散抑制剤のグリンナーの散布してやります。

そしてちょっと見ずらいですがグリンナーで幹が光輝いてますが皮膜を乾燥固定させるために3時間ぐらいかかるそうです。この皮膜は防寒の役目もしますから是非使われることをお勧めします。

この植わってた畑によく馴染んでか、たかが2年で根元から元気な徒長枝が出て、おかげで随分と根元の太りがいいようです。

そして、今日の鉢上げまでの時間がなくてもつい根元だけでも知りたい欲望に負けて根元だけ洗ってみました。

いつもミヤマキリシマらしいそんな参考にしたい自生地の枝作りの自然樹形です。

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2度楽しめるそんなミヤマキリシマ

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10年以上の畑苗から、太幹のミニ盆栽の新木作りの手始めに用意した苗木です。これは春の朱の衣の花です。

 

そして秋の朱の衣の花・・ずいぶんと春の濃い目の朱色の色に赤色が鮮やかに現れてます。

最近になってから気候がそうさせるのか秋にも開花する品種が多くなりました。その中のひとつです。

花色の表示に藤色・紫色・紅紫色・紅色・桃色・朱色・淡朱色の花色で仕分けしてられますが、それぞれの人の見る見える感覚が違いますから厳密にはこれを使って表現されたのが上の7色です。

そして、それを元にして作られたのが昭和42年から44年に調査された当時の長崎県農林試験場の「雲仙岳におけるミヤマキリシマの花色分布」図です。

これから推察するとこの「朱の衣」も標高が低い所で生まれたのかもしれません。自生地の推察もしながらだと楽しみも増えると思いますね。性質も上伸性だと言うのもこれで頷けられます。

左の畑苗と右のポット苗も同じ品種の朱の衣です、そして栽培歴も同じ10年生です。作り込めばしっかり締まる枝になる事を示してます。

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ご挨拶

 

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まずは3カ月の長きにわたりこのブログのお休みしてた事をお詫びもうしあげます。

寒中お見舞い申し上げます

今年に入り三が日はいい天気が続きましたが、最近は日本全国記録更新の寒波のニュースが毎日異常なほど寒い日が続いてます。でもこんな時でも耐えうる本能の性質を持ってるのが1000メートル以上で自生してるミヤマキリシマです。寒いこんな時期の自生地では落葉して休眠して寒さを凌ぐ野生のガッツさを持った落葉樹です。

店主の私はいたって元気なんですが、歳も70を越え気力に衰えを感じていたところ、ふとこのミヤマキリシマとは??との色んな疑問が湧き妄想にふけってました。時折は毎日の作業ブログでもお伝えや皆様のご意見をお伝えいただければ幸いです。今年もよろしくお付き合いの程をお願い申し上げます。

根洗い植替えの最良の時期は春3月がお彼岸の頃と相場が決まってますが、当店では蒸散抑制に使ってるグリンナーですが被膜が防寒の役目にも一役かっている、そんな特製を利用して始めてます。そんなあんなの話からこのブログの再開して行こうと決めてます。畑苗を使って太幹で小品の鉢物を目指します。

過去からの画像の紹介です

ミヤマらしいそんな樹形を目指してます

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雨水の利用

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今日は久しぶりに雨が降ってます。雨水を集めて酸度測定してみました。驚くほどの強酸性のPH5.0でした。

10分ほど経過するとずいぶんと下がりましたが相変わらず酸度はPH5.5だと見受けられます。

今までにも雨上がりにはなんとなく元気になったようなミヤマキリシマを見て雨水はいいものだと思ってましたが、こんな事も関係してたんですね。この事でもっと雨水の利用を考えてみます。

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鉢植えの楽な除草の仕方

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急に冷え込んだ昨今ですが、用土が乾かない長雨も鉢植えのミヤマキリシマにも障害が起こります。

鉄不足と言われる症状の葉

濃い濃度の肥料焼けの葉

日照不足に長雨のにも負けずに大変だけど頑張ってる葉と蕾

植替えしてても草は生えてきます。見た目は小さくても根が深いそんな事を知るには陽気に溜めた容器にを使ってピンセットで取ると良く分かるし用土も浮いてますから取りやすいんです。

その結果が右側がその時取った草です。すっかり根先まで取れてますよ。お勧めです。

この時なかなか葉の成長しない事に、前回からの用土のPHの話を思い出してこの上澄みを検査してみましら驚きの数値が・・・ずいぶんとアルカリ化してます。

大変です。木酸酢の50倍液を作って浸してみます。

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秋の植替えで考えた事

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植替えにいい時期が春と秋で、今当店でも今植替えしてますが、そんな時よく聞くのがミヤマは3年で枯れるとか枯れやすいとかそんな事言う人が多いので植替えしてなくて根詰まりじゃないですかね、とそんな話で済ませていたんですがふとそれも大問題です加湿で根が腐る。ミヤマキリシマの用土に鹿沼土を使うのは排水も保水もいい事でと思ってる方が多いと思いますが火山灰の一種の鹿沼土の性質は酸性土壌と知ってましたか。そしてミヤマキリシマの自生地もそんな火山灰の多い昔は火山だった所です。そして弱酸性のPHが5.5が最適な環境だと言われてます。ふと思ったのは、私も皆さんも毎日の灌水の水ほとんどが水道の水だと思います。水道水は中性だそうなんです。雨水はPH5.6ぐらいとかですそして自生地には灌水と言えばこの降ってる雨だけ、そこで水道水のPHを調べてみました。

ホームセンターでこんな便利なものを手に入れてきました

当店で使ってる水道水を調べてみますと、PH6.5~7.0

鹿沼土とボラ土の当店で使ってる用土のPHを調べてみました、混合土を1時間浸した水です

酸性に近づいてます

2時間経った水を調べてみると

やっぱりミヤマキリシマに最適な弱酸性ですが、毎日中性の水の灌水を続けてると用土は中性からアルカル性に変わってミヤマキリシマが生きにくい環境になってるのかも知れませんね。こう考えると雨水溜めて灌水に使うのが一番だと思われますが、酸性にして使うのは業務用には10リットル6000円余りとかで、PHダウン剤と言うのを使われているようです。安くて、てっとり早く安くそんな物を調べてます。目に付いたのが木酸酢それも調べてみました。

早め早めの植替えが安全だと思いますか、皆さんも調べてみませんか、これらの話はもっと奥が深そうです。そもそも苗木が生まれた環境も大事で当店では、なるべくどこでも育つ苗木作りに海抜0メートルで挿し木してますし、お店と育成は海抜20メートルですから皆さんの環境とさして変わらないと思います。が・・

いつも当店で皆さんにお願いしてるのは、お宅の環境で挿し木して下さいなのです。そこで生まれたミヤマキリシマの苗木が一番丈夫で安心な苗木です。

 

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当店の鉢付きの送り方

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当店での商品の送り方をよくお客様から聞かれますので、先日お送りしたお買い上げ商品でご紹介します。

お買い上げの商品

昔は木箱を大きさによって手造りしてましたが、今は一度使われた頑丈な段ボールを使います。鉢をしっかり固定するために包装用のバンドでしっかり固定して動かないようにします。

植え土と同じ用土の袋で固定を助けてますが、これらは当店からのサービスでもちろんグリンナーも微生物資材もです。説明書付きです

このままバンドを切断してもらうと横から簡単に取り出せます

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業務連絡です

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9月に入って熱中症やら何やらと体力不足でブログの更新が遅れてます、申し訳ありません。

今日は当店登録番号745様宛です。

ご希望の品種「普賢の月」で小品盆栽用新木です。赤い矢印の先が縦に少しの焼けが入ってますがこれの進行はないと思います。

樹高11センチ左右15センチです。根元の直径が3センチです

     背面からです

登録会員様価格ご利用でご希望の値段に1000円プラスで販売出来ます。立ち性の品種なのでこの位低いのは少ないです。送料が別に1340円になります。ご検討よろしくお願い申し上げます。

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