灌水のこと

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暑い日が続きますね。今からの時期はミヤマキリシマの充実期なんですが熱帯夜が続きますとドンドンとミヤマキリシマの体力は落ちていきます。昼間は高温でもドンドン光合成は進むそうですが夜の気温が下がる事で基礎代謝の差が体力の貯金になりそれが木の太りとなるそうなんですが気温が下がらない夜が続きますとそれが出来ない事になってる、ましてや乾かない鉢土の水分が昼間は熱気や熱水となって根を痛めてる、そんな現象も多いようなので鉢土の乾きのいいのも悪いのも間接光がある半日陰に置き場を変える事をお勧めしますし、ない時は日陰を作ってやるのもいい事だと思います。

 

またまた愛好家さんから報告のメールがきました。

薬害をおこした深山紫です。草野さんに連絡してからすぐにそっと植え替え、ほとんど薬害の葉は少しづつ落ち今は新芽がでました。

今年4月3日に当店で挿し木してた今日の同じ深山紫です

灌水の事ですが

気温が高い時は葉水を先にして気温や地温を下げてやるのは一番有効だし。その時、鉢土にまで灌水してやると地中の水が温水になりやすい、これにはよく気を付けて下さい。灌水の極意は植物の根に直接やるのではなく用土の団粒にたっぷり水を吸わせてあげ団粒の空隙に湿気を与え続け湿気を含んだ空気層を作る事、これだと思ってます。

もうひとつは、植替えには新しい用土を使う事。前に使ってた古土は絶対に使わない方がいいかと思います。そうキレイに洗って消毒して使ってると言う人もいますがツツジは連作障害を起こしやすいって事を忘れないで下さい。それらの用土は当店では野草などに腐葉土や赤玉土と混ぜて使ってます。植替えた時に出る古い土こんなキレイにみえますがミヤマキリシマの植替え用土としては使いません。

 

 

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