畑苗鉢上げの楽しみ

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今日は穏やかな小春日和の日曜日、店主の長引いてた風邪もやっと治ったみたいで水扱いも億劫にはならない気分に誘われまして畑苗の鉢上げ準備です。まずは仮植えしてた苗木からとこれはもう10年生に近い苗ですから幹肌が固い。

火山灰の畑苗ですから軽く振ってやるだけでここまで土が落ちてくれます。

根も幹も同時に水洗いしてやりました。

この苗木をこんな太幹の小品にも、これは昨年の4月1日鉢上げのです。花芽も着いてますから花後に剪定と鉢替えします。

幹筋の曲や根張りによっては・・・

畑苗はこれが面白いんですよ、木の特徴を活かしての新木作りですから自然つくり。

剪定した枝先はこのまま挿し木しても楽しいし

ホントに小さい枝先だけでも、ミニとか豆盆栽の自然樹形が今年の秋には一発で仕上がります。

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実性のミヤマキリシマを楽しむ その1

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最近お客様から珍しい花色のミヤマキリシマは・・・・そんな話を聞くこと事が多くなりました。そこでそんな方には実性をおすすめするんですが幾種類かの親木(母樹)が要りますね。当店でも昔やってましたが花が咲くまで早くて3~5年そんな苗木作ってました、下のはその時のを資料として使ってるものです。店主は花よりも自然樹形が好きでこんな蕾を1つ2つ咲かせて楽しむそんなミニサイズが好きでした。

花後の花柄を取らなくているとこんな実が出来ますから

秋に採取してた種を今の時期

こんな粉フルイ用の目の小さいフルイにかけてやり、これをミズゴケに蒔いてました。

貴方の鉢にミヤマキリシマの種見つけたらお試し下さいね。隔離してないと他のつつじとの混血かも知れませんが・・・・

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挿し木苗の鉢上げ

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今日も寒いけど日差しが明るい分なんとなくやってみようそんな気分になりまして、昨日紹介してた挿し木苗の鉢上げしてみました。栽培用土に直接挿し木してますから直ぐにいつでもと根洗いしなくていい分らくですよ。懸崖仕立てにしたいので深鉢使いますが大事をとって大きめですが5号鉢にボラ石の大きいの使ってみます。

昨年の2月中旬の挿し木でしたが丁度1年目ですが無肥料なのに根の状態はいいようです。

嵩上げして植え込みますので栽培用土を足してやってます。

中心部の底を広げて盛り土してる用土に貼り付けるような感じで根元の細い将来の根張りを均等にするように竹櫛で抑えて固定してます、

用土をずいぶんと水捌けのいい仕様にしてますから乾燥を防ぐためにミズゴケを厚めに被服させてます、植替え時の用土は新しい根の伸びが用土に伸びていくまでは絶対に乾燥させないよう注意してます。タップリの灌水後木肌が乾いてから蒸散抑制剤の霧吹き散布で幹の乾燥も防いで今の時期の寒害も防いでやるように手厚く保護してきす。

明日からはミズゴケが乾かないように小まめに灌水してやります。

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挿し木苗の使い方

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相変わらず寒い日が続きますがいよいよ皆さんお待ちかね植替え鉢上げの季節です。苗木のご用意はお済みでしょうか。花色も大事ですが品種の気性・・・木性も知ってる事が大事なんですよ。

小品・ミニ盆栽向きの開張生の品種苗木類

文人向き盆栽などに上伸性の品種類

小品向きには強剪定が必要になってきますが、気を付けなければいけないのは九重系の品種です強剪定は危ないです。少しずつ小さく剪定してみて下さい。

剪定した古枝はミニ盆栽用向きです。が・・・・石付や盆景にはこの手の苗木が使いやすいと思います。

上伸性苗木の強剪定は意外に強いですからエンピツ位の太さまでなら挿し木も意外と簡単です。

意外と硬いミヤマキリシマの枝も挿し木して発根して活着すると針金が掛けられるように柔らかくなります。

仕上げの植える角度で半懸崖にも

懸崖にも自由に設定出来ますが支える根、いわゆる根張りが太くなる前が一番楽になります。

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自然の魅力

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今日は日本全国雪景色そんな天気予報が出てましたが、ここ直売店も気温は6度震えてましたが、お山雲仙はこのように見事な雪景色でした。

なかなか回復しない店主も相変わらずの風邪気味なんてすが、作業の遅れで気ばかりが焦ってまして何とも情けない話なんですが雲仙でのミヤマキリシマ自生地では特殊な場所、それは温泉街にある地獄周辺の硫化水素の臭いがただようそんな所に自生してる特殊な性質のミヤマキリシマです。

地獄周辺草木も植わらぬ硫黄とか噴出物の塊にべったり這うように植わってる不思議な光景です。同じミヤマキリシマなんですが土地の人達は地獄つつじと呼んでます。今こんな光景を小さい盆景に取り込んでみたいと思っているんですよ。

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ご連絡(準備の話)

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ご迷惑おかけしてます。先月末から風邪引いてまして、なかなか回復が遅くてこのブログに復帰が遅れてます。昨日4日はもう立春でした・・・春の作業が山ほど待ってます。水扱いの多い作業が多い今からの時期なんですがホントに困っております。今日は10年生以上のミヤマキリシマのポット苗をお買い上げいただきましたが、今の時期枝筋が丸見え状態なんでどの枝を剪定するのかと枝抜きの剪定を頼まれまして、込み合った枝の剪定した枝がミニ盆栽の苗木作れそうそんな枝見つけまして早速挿し木・・・。剪定した枝はすべて挿し木そうしてると色んな楽しみが出来ますよ。

挿し穂1

ざっと見て5年は立ってる枝先です。水揚げさせて発根剤に浸けて栽培用土に直接挿し木してます。たっぷりの灌水後はいつものように蒸散抑制剤のグリンナーの散布今の時期には防寒効果も大便利な資材です。もう6~7月には移植出来ると思います。

挿し穂2

これは今からの時期ずいぶと便利な資材ですが、もしこんな左の状態なら捨てて下さい。右の乳白状態してたら効果が薄れますから買替時です。

グリンナー

準備していただく物はこんな状態のものです。

資材

そして来月植替えが待ってる鉢物には微生物資材それぞれの希釈液を灌水して準備しています。

微生物資材

 

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石付けの準備

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寒暖が突然入れ替わる昨今ですが年取ると身体が対応できないのか鼻水たらしてます。そんな風邪症状で水扱いが出来ませんので石付け用の軽石の組み合わせです、ボンドでシッカリ組み合わせして岩場の風景を作ってます。今まではこんなに穴を作って植栽してましたが用土が少ない分生育が遅いその解消に今から紹介するやり方です。

軽石1

軽石の組み合わせで色んな情景が作れるのと用土を多く使えるので早く完成したミヤマキリシマの石付け盆栽が出来るようです。

これなどは水辺の岩場が作れそうです

軽石4  山頂の岩場を彷彿させそうそんな力強さがありそうな石組みになりました

軽石2

石の根元はこんなに小さいのにしっかり安定してる組み合わせになってます。軽石3最初はネジくぎだけで固定してましたが動かないように水中ボンドで接着してます。

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ミニサイズの石付け

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1年で仕上げて楽しめるそんな石付けを作りたいと、せっせと予定中

盆景

↑こんなんじゃなくてこんな岩の割れ目に植生してる姿を小さい鉢に取り込めたらいいな~・・!!そんな石付けです。

 

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用意してる材料です

石付け1

軽石そして植え込み用の混合土に苗木を2種類と用土を落ち着かせるコケの下地に使うケト土

石付け2

軽石の形状が違うと又風景が違って見えますね

挿し木苗3今はこんな小さい苗木ですが今年の秋口には花芽がビッシリここまでぐらいには育ちます。

苗木

 

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前準備

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今の時期が樹姿が一番分かりやすい時期でもあり、ミヤマキリシマも休眠中ですから痛みの少ない時期だと思います。鉢植えにする場合はっちを落として植替えますが休眠が目ざめる時期が一番だと思われますから、それは春のお彼岸頃と言われてます。それも直前の寒い寒が2~3度あった方が目覚めがいいともいわれてますからそれまでは当店からのお勧めが屋外でこんな仮植替えしてからの養生です。

当店で販売してる苗木ですが平地の気候に慣らしてますから大丈夫です。

 

苗木

それはこんな一回り大きな容器に植替えです。地上の芽は休眠してますが地中の根は生きるために働いていると思われますから最高の環境にしてやるために仮植替えしてやるためです。

植え替え1

鉢底には中粒のボラ石を使って排水のいいようにしてやります。

植え替え2

草の根などがあったら取り除き根元もキレイに洗って空気・水の通りがいいように表土も薄く剥いでやってます。あと2カ月位ですが最高の用土の環境をつくってやります。灌水後は木肌が乾いてから保護材のグリンナーの霧吹き散布して痛みを防いでやり翌日は地中の環境を整えてやるために市販の微生物資材の灌水も忘れずにしてやるといい結果がでるようです。

植え替え3

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植替えの準備

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今日は寒い雪も降ってます、雲仙岳も真っ白です。

雲仙

テレビ

今日は暦のごとく大寒です、やっぱりすごく寒いですね。後何度か強い寒波にさらされるとミヤマキリシマも春の芽吹きの用意がはじまるようです。最適な植替え時期は春のお彼岸前後なんですが当店ではそろそろ植替えの準備です。なのでこんな用土の準備してます。

用土1

鹿沼土とボラ石の混合土なんですが何度も何度も繰り返し水洗してサラサラの用土に仕上げてます。灰色したボラ石の比率を多くした混合土ですが、これは当店で名づけた縁起の石付けの仕方で、こんな「さざれ石付け」用の配合です。どんどん嵩上げして植替えしてるうち用土がまるでさざれ石に見えることから名付けました。

挿し木苗2

少しづつ何ヶ月かに一度というスピードで嵩上げしていきます。

挿し木苗3

そして直売所で売ってるこんな苗木も小品盆栽用に仕立てる時はこの春に右端のように花後に幹筋だけして剪定してます。この時は根洗い植替えはしないで枝抜き剪定だけです。

苗木2

剪定後は根元だけ根洗いして根張りの充実を優先してます。ポットを一回り大きなのに変えて底に水捌けのいいように中粒のボラ石を敷いて土を解さなくて周りの余白にも中粒の混合土を入れてとにかく水捌けのいいようにしてこの秋もしく来年の春に根洗い植替えしてやります。

苗木3

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