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「こんな小さい苗木で花が咲くまで何年かかりますか」これが当店の直売所でよく訊かれる言葉なんてす。「こんなに小さくても花芽ついてるのもあるしね・・そうですね１年で大丈夫ですよ」皆さんビックリされるのですが、これまた不思議にこんな苗木の中で年中1つや2つは花を咲かしてるものがありますからそれを見せるとヤッパリ現物があると説得力がありますね。そのくらい細く短く伸びてる小さな苗木なんです。右のが大きい新梢挿し木の２年目の苗。左の苗が古い枝先５年物の挿し木苗昨年春に挿し木してたものです。

そして古枝３年生を石付けにしてますがこの５年生苗を植え込むと一発で完成できますし、今年秋の展示会にも間に合いますよ。

こんな小さくとも１年違うとこんなに太りの違いかあります。

左が昨年春の挿し木苗、右の鉢が一昨年春の挿し木苗実に盆栽用の苗木なんですが・・・違いがお分かりでしょうか。

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自生地からのミヤマキリシマは育たない、そんな生まれ育ちの違いからが原因ですので、当店でお買い上げの皆さんになるべくで皆さんのお住まいの環境で挿し木してとお願いしてますが、ずいぶんと挿し木に習熟された皆さんから成功のお便りを頂いてます。これからはどうして自生地の美しい姿形を小さく表現できるかそれが出来るとミヤマキリシマがもっと好きになってもらえると思います。何度も登場してる古枝挿し木苗の盆景ですが花芽の着きもよく時期はずれけですが花が咲いてる今日写した姿です。

秋には時期外れなのに随分とピンクの花を咲かせて楽しめさせてくれたもうひとつの盆景の混み合った根元の剪定をしました。

 小さく作り込むのに コケ順が合わないそんな直線的な太い枝を思い切って剪定しました。これで根元の幹の太さがより際立つようになりました。枝先は花後もう一度切戻しの剪定をしてより古木に見えるように作りこみます。

この枝も５～６年経ってる古枝ですから、これも短期にミニ盆栽に仕立てられる立派な挿し穂に使いますが、これも２種類のミニに仕立てるように２本に分けてます。

 こんな作業は本来なら植替えや挿し木に最適な季節の３月のお彼岸頃の作業になりますから皆さんにはその時期をお勧めいたします。今日剪定した枝でこれだけ出来ました。用土の乾燥を防ぐためにこんな容器を使ってますが、必要以上に水がたまらないように下部にオーバーフロー用の小さい穴を開けてます。

品種名と挿し木した日付を書いたラベルを立てておくと後の栽培で大変便利です。

この秋には最初の盆景に植えたより立派な苗木として植え込みが出来ます。これが新梢挿しの苗木では真似のできない苗木の作り方なんです。

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今日の雲仙岳

今日は全国寒波に襲われて雪害に皆さんお困りでしょうね、こちらは雪はないけどお店の気温は３度冷えてますが雪がない分だけでも救われてます。昨日のポット苗ですが鉢替えしましたが昨年３月１０日畑苗の上根を利用して株分けしてた苗木でしたがまだ支える根の発達が少なくて、いわゆる根張りが今一ですので今回も少し深植えにして太い幹を支えてやります。

太い枝の挿し木苗も同じです、最初は綿根の吸収根ばかりですからそれを支える根に育てるために赤い矢印の新梢は今年一杯そのまま伸ばしてやります。来年は根元から剪定してやる捨て枝にしてもいいし役枝に針金掛けしてもいいですが根張り作るために残しておきます。

普通ならもっと起こして模様木に仕立てるんですがミヤマキリシマには自然樹形の吹き流しが似合うそう思って仕立ててみます。幹を深く植え込み動かないようにしてますが麻紐使ってしっかり固定してます。

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昨年３月頃に根洗い鉢上げしてた苗木やその剪定してた枝を使った挿し木苗などの植替え季節です。一回目の植替えは１年で植え替えるその後は２～３年に１回でいいみたいですけど、根の発育の程度で植替えを決めてください。

 まだ余裕のある根の発育ですがそれでも植え替えます。今が一番いい状態の根の発育です、ですからこの春芽が出て葉が開いてくるとものすごい発根量で夏場には根詰まり状態になります。結果は排水が悪くなり空気が通らなくなり壊死につながります。その予防と発根の抑制です。

植替え用土にしても挿し木用土もこんな水はけのいい中粒と大粒の混合のサラサラ用土を使用してます。

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最近いつもこんな雲に覆われてる雲仙普賢岳の山頂なんです

今日はなぜかすっきり見えてる山頂を見て、明日からはまた寒波が来るとかなので今の時期の自生地のミヤマキリシマを見に行ってきました。山頂付近はこんな今の風景です。

お店での服装のまま慌てて行ったので防寒服じゃなくて寒くて冷たくて、そんなドジな今日の店主です。

実は今の花芽・・ツボミの形状の状態が知りたかったんです。

↑のは特に実のつきが多いミヤマキリシマでしたが

↓のはもう直ぐにでも開花準備してるかのようなツボミこんなのは少ないです。

自生地はロケーションが広いからヤッパリこんな遠くから見てた方が画になりますね、盆景に色違いで作ってみたい樹形です

自然な姿ですが近くで見ると横に広がるこんな枝打ちの集合体

こんな自然の株立ちの姿にも魅力感じますね作ってみたい小品にしたい樹形です。

足元から

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店頭でいつもお客様からの質問にどうしてミヤマは枯れるの？？

いいえ枯れないのですがね・・みなさんが枯らしてるのかも！！

だって・・・夏に枯れる

なぜ・・・なぜ・・の連発です

これってキット永遠のテーマですね

九州の標高１０００メートル以上の山に自生してるツツジ、それがミヤマキリシマツツジといわれてます。山頂なんてガラガラの石山で水も豊富でない、そんな過酷な環境でも生き延びてますから強いはずなんですがね。そこにはもちろん大きな木も生えてないから陰も出来ない、そんな日当たりのいい場所で雨が降っても水捌けのいい場所でもありますから水もそんなに要らなそうですし、火山灰が覆う土は酸性で、これは譲れそうにはありませんね。

日当たりよく水捌けのいい土それも酸性土壌これらが揃えばミヤマキリシマは枯れるって事はありませんね。忘れてましたが風通しのいい置き場(棚)も必要でした。日差しが入らないそして風通が悪いとこの内枝は枯れやすいからまるで傘を広げたような樹形に成りやすいのが自生地のミヤマキリシマです。

それに天然記念物になってるミヤマキリシマがなぜここで売れるんですか??のような質問もあります。ごもっともですよね、そこでこのような公的資料がありますからこれで説明させてもらってますが、申し訳ありません今日中の日付記事に間にあいませんから、これは又の続きとさせていただきます。これも

 これも

今日のお店の気温も７度にまで下ってましたので、つい作業もずる休みしてましたので、こんなお話になってしまいました。

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↑のは当店直売所て店主が説明に使ってる古枝挿し木の説明用資料なんですが・・・・

愛知県の豊明市の一人目の女性から本日メールにて送られてきた現況報告の写真の一部です。

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これも当店で実生苗の説明用に使ってる資料

これもきしくも昨年実生苗に挑戦されてた愛知県のお二人目の女性からのメールに添付された現状報告の投稿写真です。当店からお買い上げの苗木から自分で種を採取そして播種しての今の現況だそうです。

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お二人からなんと前後して昨日報告のメールいただきそれの添付写真でした、ご許可をいただいて紹介してます。

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正月は想いの他暖かい日が続いてますが、これからは寒さが来るこの時期当店ではミヤマキリシマ畑苗の根洗いそして切り込などして鉢上げの時期になります。

根洗いすると根元の曲や根張り将来の樹形を想像して切り込も考えますが寒い中ですがこれがまた楽しいんです。

そして強い枝抜きして曲りのある枝残して吹き流しとか

こんな太幹の小品向きも

↑のは６月にはここまで芽吹きます

そして根洗いしないで切り込してたポット苗と右のは剪定と一緒に挿し木してた苗を吹き流し風に鉢上げしてた挿し木苗です。

そしてこれも・・・これはこれでいい感じでしょう

これも少しづつ薄い液肥の施肥するといいと思います

１年経った今の時期の姿ですが必ず植替えをします、根洗いして鉢上げしたのは必ず植替えする、それが大切なんです。

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道の駅「みずなし本陣」の当店での直売所にてミヤマキリシマの苗を販売してていつも思うこと、それは、お客様が花色しか関心がないのか樹性の事を訊ねられない事です。花の観賞は年間でたかがか１０日から長くて２０日ぐらいなんです。後は樹姿ばんりの観賞なのにです。花色で品種名が着いてますがざっと見てこの位の樹性の違いがあります。同じ挿し木から５～６年の苗木見本です。 丈が 伸びにくく枝が開き枝の伸びが短い開張性のや、伸びやすい枝で  丈が伸びてる上伸性の品種とそんな特徴がありますから花色ばかりでなくこんなとこも見てもらうと嬉しいですね。それはどんな樹形に簡単に仕立てるかの参考にもなるかと思われます。

もうひとつ栽培の方法で灌水の多い・少ない肥料の多い・少なめなどで、これまた枝の伸びを調整したりしてますからこれがまた面白いんです。下のはその見本です。赤い両矢印のは上伸性の品種なんですが同じ年数のミヤマキリシマなんですが栽培方法が違います。

それは苗木作る時の挿し穂の違いから始まります若木苗から挿し穂の新梢の採取と年数経ってる古木の新梢を挿し穂に使うこの細くなった枝を使うそれがミヤマキリシマ苗木では当店だけの小品盆栽向き苗木です。

細い枝で小さい苗木ですが下の3つは、ほぼ同年数経ってる苗木只右2つは当店のオリジナル挿し木苗で真ん中のポット苗が昨年５月の挿し木苗で右端のが一昨年の春の挿し木苗を昨年ポットから鉢に移植してた苗です。

上の矢印のポット苗を今から右の鉢に移植すると今年の秋には右端のような苗木に変化します。こうした苗木を使うと５年もかからずにこんな盆景も作れて花時の自生地のジオラマ的な風景が再現できるかと思われます。

こんな苗木を育ててみたい・作ってみたいと思われた方は当店までご連絡をお願いいたします。

出かけなくともご家庭でミニサイズのミヤマキリシマのつつじまつりが来年は開催できるかも!!

多数のご参加をお待ちしてます。

miyamalando@shimabara.jp

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ここ道の駅「みずなし本陣」の直売所でお客様との栽培の事や、楽しみの話などなどを、お話することが多いんですが昔を語るお歳を召した方々の自慢話はずいぶんと為になります。ただ皆さんの困ってる話が大型に作ってて貫禄はあるが置き場が手狭にそして植替えが大変でね、そんな愚痴に話は変わります。

町中では楽な栽培が出来る、２階のベランダで栽培されてたミヤマキリシマの１０年越えた畑苗を仕立て直しされた物です。

これも３０年越えた畑苗を切り込んで作られた大型盆栽品種は葉に・・葉が捩れるそんな特徴がある深山紫です。

でも可愛いのはヤッパリ花時にどこでも飾れるこんな鉢

これもまだ仕立て始めですが花時は飾れますね

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