台風騒ぎで・・・

いつもご覧いただきありがとうございます

台風12号の接近からお店の片付けやミヤマキリシマの避難との作業に追われてて作業記事のアップが出来なくて申し訳ありませんでした。お陰さまで直撃もなく被害無しに終りましたが、これまた避難させたミヤマキリシマを元に戻す作業に追われてますが新しい発見もありました。それは、あの蒸散抑制剤のグリンナーを散布することをお勧めます、葉を傷める風の害や潮風で受ける塩害をも防いでくれてました。今からの時期いつ台風が海風を運んで来るかも知れないので是非お試し下さい。

後片付けがすみましたら植替えの作業にいりますがこの時にも作業後は必ずこのグリンナーの散布してたのは今までもいい成績です。

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: ニュース | コメントする

9月10月の作業

いつもご覧いただきありがとうございます

9月になりました。まだまだ残暑は厳しい時期ですがおいおい気温も下がり植替えや秋挿しが出来るそんないい時期でもあります。今月はそんな楽しい作業が待ってますので今月もよろしくお願いします。

そんな話の前に昨年挿し木してたポット苗の根の状態なのですがポットの周りまで根が巻いてますこうなると根は壁面に沿って伸びるだけ生育が落ちてきます。だから挿し木1年目の春に植え替えが必要なんです。

挿し木苗

挿し木してる深さの検証

当店ではこの位深く(4センチ)挿してます。それは挿し穂が動かないようにです。

挿し木苗2

上もですが最初は発根剤を塗布してる基部の所からの発根が多いですが段々と空気の多く取り込める地表面近くが元気な根の発達が始まります。

挿し木苗3

こんな苗木の植替えから今月は始めます。今月もよろしくお願いしますね。その折根上りも簡単に出来る作れるお話しもしてみたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: 挿し木 | コメントする

水切れ起こしてませんか

いつもご覧いただきありがとうございます

8月も終わりになってやっと雨が降り気温も下がった昨今皆さんのミヤマキリシマは傷めていませんか

実は当店でも灌水の不注意で枯れが出てますしお客様からのご連絡もそんな話が多いんです。

灌水を旅行してておこたり枯れた、そしてこんな話も・・・灌水してたのに枯れる・・枯れたどうしてでしょうね

当店でも毎日灌水してたのに水切れ起こしてました

そのひとつ

水切れ

葉が変色して灌水したら落葉してしまってます。こんなのを見つけたら速やかに日陰に移します。すると1週間10日もすると生死の境がこのように新芽の芽吹きで見えてきます。

水切れ1

でもこのように枯れた葉が枝に着いたままと言う時は残念ですが枯れてしまってます。

挿し木1

これは今年の3月27日に挿し木してた苗木の仲間です

挿し木4

実は矢印のとこにあった苗木なんです

挿し木

どうして同じように灌水してて枯れたのか・・・思い当たるのは端ばしまで十分な灌水が出来てなかった、それに端にあるので太陽の熱が大量に鉢土にこもってたそんな事も考えられます。

挿し木して5カ月のこの挿し木苗にはこんなに発根してました。そしてビックリしたのは矢印新梢太い枝俗に言うシュートこれが古木には再三起こる再生の印です。上は枯れてもこんな根基から再生するそんな光景をよく見てますが挿し木苗で見たのは初めてです。これはもう感動です。ミヤマキリシマの生きる力の素晴らしさを見せてもらいました。諦めないで下ださいね。

挿し木2

この挿し木の太さのサイズです直径5ミリ以上あります。そして当店ではすべて切断面も水平切りですこんな古木なのに5カ月でこの発根量なんです。

挿し木3

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: ニュース, 手入れ, 挿し木, 育て方 | コメントする

今時の管理

いつもご覧いただきありがとうございます

相変わらず暑い日が続いてますが、涼しい高山に住むミヤマキリシマにはつらい過酷な暑さと思います。そこで涼しい環境作ってやるために木の下の木陰に移したり寒冷紗などで覆ったりされてる事と思いますが一番有効なのはこんな葉水なんです。

灌水

当店の挿し木苗はこんな海岸沿いの道路の標高と同じくらいで行ってます。店主は山からのミヤマキリシマが育たないそんな事の理由に思ってる事が、苗木の性質は生まれた・育った環境に左右されるそんな思いを持ってますからの理由からなんです。

海岸

上の道路の標高で挿し木してる場所です。ずいぶん過酷な環境の場所でなおかつ乾燥気味の管理で育ててます。

挿し木

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: 挿し木, 育て方 | コメントする

灌水

いつもご覧いただきありがとうございます

立秋過ぎたのに相変わらず毎日暑い日が続きます。

残暑お見舞いのハガキが目に付く昨今皆様ご自愛下さいね。

カンカン照りで鉢の土も乾いているかと思いますが、こんな時用土が乾かないそんな鉢は用心です。乾いてて当たり前なんですから、乾かない鉢があったらバケツに溜めた水に鉢ごと浸け込んでみて下さい。そして鉢土から気泡が出たら大丈夫ですが気泡が出なかったら何度も浸けたり出したりを繰り返して鉢土の水の入れ替えをします。そして半陰で様子をみます。乾きが鈍かったら仮植替えです。

植え替え

根の活性化には便利なのが多いので使ってます

粗めの用土に仮植替えしてやると夕方一度の灌水でこんなに乾いてても元気になります。

植替2

仮植替え後は植え痛み防止に、まず蒸散抑制のためにグリンナーの霧吹き散布してます。

灌水の基本は乾いてからする・・・自生地は毎日雨が降って灌水そんな環境ではございません。地中に空隙があって空気があれば空気の湿気・・これを利用してるとしか考えられませんし夜の夜露や霧の助けも大いに関係してる・・・そんな発想で葉水やることでいつも元気・・・元気なんです。

続く

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: 手入れ, 植替, 育て方 | コメントする

ミヤマキリシマ愛好家からの報告

いつもご覧いただきありがとうございます

愛知県にお住まいの女性からのメールが届きました

ミヤマキリシマの葉がこんな黄色になって私なりの処置をしましたそんな報告でした

160808_1046~01

160808_1046~01

160626_0603~01

160626_0603~01

アルカリ化した用土の改善に酸性水の灌水して用土を酸性化して黄色になった原因の鉄分の不足を補うために鉄のイオン水を2週間間隔で灌水してやってます

高橋4

葉の緑も少しずつ改善してきたのでこんな肥料やってます

160808_1126~01

160808_1126~01

しっかり・・この肥料の周りに根がしっかりまわって大成功みたいです!!

そんなお便りでした

みなさんもこんな事やってます・やってみましたそんな記事をご紹介下さいね店主も参考にさせてもらいます。

ありがとうございました

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: ニュース, 未分類 | コメントする

土への灌水より葉水を!!

いつもご覧いただきありがとうございます

毎日暑い日が続きますが灌水には気を使いますね暑い日中に鉢土に灌水してませんかうっかりすると灌水した水が熱湯になってるかもしれません、くれぐれも日が落ちてから灌水してくださいでも日中でもやらないとそんな時はには一番効果的なのが葉水です、昔は夕方には大粒の夕立が降ってましたが最近は見かけませんね。夕立の後には涼しい風も吹いてましたが、そんな効果があるのが葉水です、直ぐに蒸発して周りをそして鉢土を気化熱で下げてくれますから当店でもホースから灌水代わりによくやります。

ポット苗2

葉水やった後なんですが見てお分かりと思います用土が軽く濡れる位ですタップリはやりません。粗い用土に植え替て一週間ぐらいですが木肌の色に気が付きますね植替え前は灰色の木肌してましたが赤みを帯びた肌色になってます。こんな木肌もミヤマキリシマの魅力のひとつです。

植替え前の木肌はこんな灰色してました。

葉っぱ

粗い用土はフルイにかけた左側の粒を使ってますこれにボラ石を混合して空隙が出来る用土に作ってます。とにかく湿気を含んだ空気がスムーズに入るそんな環境にしてやる事が大事です。

 

用土

地中に帯水してると日射で鉢が温められてお湯になる可能性がありますが空気の相は熱を伝えにくいので用土の地温も抑えられるものと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: 手入れ, 未分類, 植替, 用土, 育て方 | コメントする

花芽形成

いつもご覧いただきありがとうございます

毎日35度の猛暑で葉色は多少緑は薄くなってます。そんな中でこの炎天下で最高の葉の色葉の厚みがあります、そして今は花芽が形成中・・・

葉っぱ

毎日続く夜の熱帯夜では昼間の光合成で稼いだのが夜の基礎代謝での消耗が激しく花芽形成には不利なので燐酸を多く含んだ液肥の1000倍程度に薄め葉面散布やもしくは灌水をしてます。

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: 手入れ | コメントする

灌水のタイミング

いつもご覧いただきありがとうございます

こんな暑さが続く中花一輪今日咲いてました・・つい涼を感じさせるそんなミヤマキリシマの花・・・意外とミヤマキリシマにはニ季咲きじゃない品種でも見れる光景です。

藤小町2

藤小町1

昨日夕方6時過ぎにたっぷり灌水してました。撮影したのは今朝の9時半一週間前から植え替えてる持ち込みの古い10年前後のポット苗です。

灌水1

これは昨年挿し木してた古枝挿し木苗同じ時間帯の苗木です

灌水3

昨日灌水前の乾き具合・・・表土はしっかり乾いてますが葉の水切れ症状はありません。灌水4灌水5葉の茂りが少ないぶん表土の乾きも遅いみたいです。乾いているように見えても土の中の湿り具合はこんな感じだと思います。

灌水4

湿り気のある用土は粗い粒子の空隙に適当な湿り気の空気のがありますからこれが一番良好です。空気の層は灼熱の温度も遮ってくれますから・・・今日も夕日が大きく山に傾いてからたっぷり灌水してやります。真夏の植替えや仮植えにはしばらく大量の灌水してやってますがそれも一週間から10日位が目安です。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: 育て方 | コメントする

ミヤマキリシマの夏越し

いつもご覧いただきありがとうございます

今年は雨が多すぎた梅雨でしたが、これまた梅雨明けすると極端な暑い日が続く毎日です。昭和20年生まれの店主にはきつい天気ですがミヤマキリシマも元々は1000メートルに自生してたつつじですので大変だと思います。当店のミヤマキリシマは低地生まれなので多少は違うと思いますが鉢植えのミヤマキリシマはヤッパリ寒冷紗などで遮光とかの工夫も必要かもあるかと思います。

完全な水切れで枯れ死したポット苗。当店では表土が乾いてから灌水してますが日当たり風あたりのいい端に置いてたのに灌水が十分ではなかったみたいです。

枯れ1

時々はこんな灌水の仕方。鹿沼土とボラ石の用土を使ってますから乾ききると上からの灌水で用土に沁み込む事が難しくなりますので水に浸け込む、用土にしっかりみずを含ませるそんなことも有効だと思います。

ポット苗

半日陰に置いてて乾いてないのに灌水し過ぎの症状??

ポット苗2

こんなの見つけたら根元の硬くなった表土を水圧で吹き飛ばして草の根などもキレイに取り除きますが前の用土は3分の2の残してます。これで根洗い時期まで養生と肥培して元気を取り戻すようにしてやります。

ポット苗

即植替え・・・排水のいい用土で仮植替えしてやります

ポット1

ポット2 ポット3

今日は人間界も土用の丑の日。猛暑でくたびれた根にはこんなお手持ちの微生物資材を使われてみては・・・

微生物資材

1週間したら薄い液肥(1000倍)を1週間毎に灌水してやります

最後までご覧いただきありがとうございます

カテゴリー: 手入れ, 植替 | コメントする