今の時期ぐんぐん伸びる新梢はどうする

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今の時期は新梢の伸びはそろそろ止まりますが前回の記事に書いてたようにチッソ肥料含んだ大雨により伸びが止まらないのも見受けられます。

真ん中のもそうです

これもそうです。頂部の新梢は特にこのままにしてると枝太く長く伸びていきますから、もう少し伸びてる枝が触って固くなった時期に出てる芽の最初の双葉の上から剪定してやりますと元気がいいですから、必ず二つは芽が出ますし時期的にその新梢の伸びは短くなります。

 

藤懸の花芽がいびつな変な形になってしまってます。多分天候不順雨が多い気候のせいかもしれません。

慣れないうちは固まった新梢になるまで待たなくて新梢の剪定を早めにした方が樹形を乱さないのでいいのかもしれません。

例えが悪いですが古い町の外にバイパスが出来ると交通の流れは街中を走らずバイパスへと流れが変わりますと趣のある街中は閑散として寂れていく・・・どっかそんな風に思ってしまう事があります。

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カミナリさんの恵み

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最近雨が降ると必ずと言うほどカミナリが光り落雷が響くそんな毎日がやっと止み暑い日差しになったと思ったら梅雨明けと言う報道がありました。ここ一週間前は葉の色も薄緑と白っぽく見えてたので液肥の葉面散布を考えてましたが、このように緑が濃くなってます。昔からカミナリの多い年は豊作になるとかの話を聞いてましたが本当ですね。

リン酸の成分が多いハイポネックスを葉面散布して花芽形成を助けてやりたいと思います。

ところが新梢の伸びが止まらないのもカミナリ由来のチッソ肥料分が効きすぎてのもあると思います。赤丸の印のとこを剪定してもう一度芽出しを狙います。

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生き残りへの記憶

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おはようございますこちらの昨夜はカミナリと叩きつけるような大粒の雨でした。最近全国の大雨情報を見聞きすることが多いですが皆様の所は大丈夫でしょうか

前回は山に登るヒキガエルと言うのを記事にさせてもらいましたが、なんでと言う思いが先でしたが毎年繰り返す行動なら昔からのDNA記憶に基づいての行動でしょう。そんな記憶のミヤマキリシマDNAのひとつに枝の伸び方に他のつつじとは違う、そんなミヤマキリシマの形状の血筋を受けついてる山つつじです。

こんな横に横にと広がる枝打ちです。

道の駅の直売店で20年ほど旅のお客様方とお話してて都会の方々は意外と園芸種の派手な花色よりも山つつじみたいな山の自然なつつじの色に人気がありました。そんな事をふと思い出して最近自然樹形に興味がある店主ですから早速挿し木してます。発根したら可愛い鉢に植えてみたいと思います。

 

突然ですが店主は愛玩用の鶏を飼ってます。その可愛い鶏が棚に飛び上がり落としてました。

今年の春に中粒のボラ土で仮植え替えしてましたがこんなに根が伸びてました。

超排水のいい中粒ボラ土で再度4号浅鉢に植え替えて養生してやります。

 

赤丸内に見える表面の茶黒い根は将来剥ぎ取ります。

より乾燥に強い全国どこでも育つミニ盆栽用のミヤマキリシマ苗木を作るよう頑張ってます。

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自然界の不思議

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電話してもなかなかすぐには電話がつながらない昨今は忙しくされてたミヤマキリシマの愛好家とつながりを広げましょうと語り合うこのブログでおなじみの太宰府の渡辺さん・・・・・それは新聞やテレビの取材で忙しかったとの事ネットで調べたら「宝満山ヒキガエルを守る会」の会員さんとかで七夕の7日夜8時過ぎのNHKで取材受けてたのが放映されるとかなんです。ネットの写真をお借りしてきました、渡辺氏ご夫婦のお写真です。

 

ふもとで生まれたヒキガエルがある時期一斉に山に登るなんて?? 初めて知りました。

 

こんな小さいヒキガエルが1万匹以上もだそうです、ぜひ明日はゆっくりテレビで観てみます。

不思議と思う事が多い自然界・・・なぜミヤマキリシマは九州の1000メートル以上の高山にしか自生していないのか??

最近長崎の海沿いにお住いのお客様が5鉢枯れた枯らしたとご来園そして苗木をお買い上げいただきましたが、同じ日に群馬のお客様からは新芽も順調に伸び元気にしてますとご連絡いただきました。お住まいの自然環境が自生地に似てるそんなとこは楽に育てやすいようです。

この春4月中旬咲いたばかりなのに蕾も早く出来てもう咲きだした藤懸(ふじかけ)です。

この品種の蕾は特殊な形何です赤○円内そう丸いんです。世の中不思議はつきませんね!!

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ミヤマキリシマ小品盆栽用苗木の仕立て方 その1

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ちょうど2年前の7月10日に太い赤丸のような3年以上経った枝先の古枝を挿し木してた苗です。根元の昨年出た2本の徒長枝のおかげで根元の幹がずいぶんと太くなってます。将来的に取る捨て枝なんですが今は幹がもっと太る時期なんで枝先の花芽形成が終わる時期に剪定してやります。なお挿し木する時は微粒ボラ土なんですが排水のいいように底には大粒のボラ土そして中粒にしてと必ず乾湿の調整が出来るようにして挿し木してます。乾かす環境がより発根への刺激になるこんな洗い出しした小粒中粒の用土に植え替えて潅水後は必ず蒸散抑制の効果があるグリンナーの霧吹き散布するだけで活着いたします。

左のこれも令和元年5月に古枝挿し木してたもの右のも同じ品種なんですがが昨年赤丸内のような古枝を挿し木してたものです。徒長枝のおかげでこんなに太くなってます。なおこれは株立の自然樹形用の苗木です。

 

奥の方横赤丸のある棚に見えるのが今年の4月下旬頃から挿し木始めてた挿し木苗たちです。ただ古枝の挿し穂が不足してますので昨年伸びた枝を使ってます。

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今年はなぜか花芽の形成が早いみたいです

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ピンぼけの写真ですがルチョウレンジやっかいなハチの仲間なのでいつも被ってる帽子が黒色なんで払ってもはらっても頭の周りを飛び回ります。今日は昨日の午前中は雨でしたが昼過ぎから晴れましたし今日は曇り空殺虫剤を散布しました。

自生地ミヤマキリシマの自然樹形はこのような株立が多いので真似してみます。


太宰府の渡辺氏より教材として預かってますが渡辺氏の得意な根上盆栽とは違った樹形にと根上盆栽用苗木は懸崖仕立てにしてます

同じ品種なんですが左のは剪定時期を失しててもう花芽が付き始めました。

真ん中なのはちょつと大振りに剪定してみました。右端のはミニ盆栽用に詰めてます。

なぜか今年は花芽の付が早いみたいです。皆様の地方ではどうでしょう。いつもやってる花後の二回の剪定は二年分の枝作りができますが、今年は一部しか無理みたいな感じです。

 

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今の時期は毎年驚かされる発見が!!

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一昨年前の古枝挿し木苗です。植え替えすべく表土の草取りをしてました品種は朱の衣です

昨年の驚きは普通ありえない話が今年伸びた新梢の先に花が咲いた事でした。が、今年は残念なことにその兆候が皆無なんです。

 

その代わりに今年は違う品種で斑入りの葉を発見しました。

 

裸になるくらいの強剪定してた盆栽と剪定してなかった盆栽にはもう花芽・・・蕾が付いてます。まだ6月なのに・・・・

 

 

 

 

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雲仙ミヤマキリシマの自然樹形の魅力

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久しぶりにカミキリムシみつけました。   そろそろ木の幹に卵産み付ける時期なんでしょうね。見つけたら捕まえて殺さないと!!何年か前に被害にあった幹を記事にしてたのを思い出しましたが今は若木のミニ盆栽なので被害はきにしないでいいみたいです。

 

ミヤマキリシマの一番の華は開花時なんですが花は園芸種には派手な色の花が今多く出回ってますが意外と性質が悪いのも多いようです。それは交配種が増えた影響が関係します。ツツジやサツキとの交配で花ばかりではなく気性いえ木性までつつじやサツキにそっくりで冬場の洛葉期にミヤマキリシマの見せ場であるミヤマキリシマ特徴の枝打ちが見れない事なんです。自然界のミヤマキリシマはミヤマキリシマ同志の交配と山つつじとの交配種なんです。

他のつつじとは違う自生地ミヤマキリシマの枝打ちを見て下さい。

今まで見て知ってたミヤマキリシマの自然樹形波打つように横に横にと伸びていく枝打ちです落葉して枝打ちがよくわかる冬のミヤマキリシマの自然樹形です

そんな雰囲気を感じさせる枝打ち姿です。

見る角度で趣が違っていい感じです。

 

今咲いてる山つつじです。45年前に標高500メートルの雑木林から移植してた中に手前の青い円で囲んでるのがミヤマキリシマの性質を受け継いでる山つつじです。花も小さくて枝打ちがミヤマキリシマそっくりです。

若枝もやっぱり横に横にとミヤマキリシマみたいに伸びてます。

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根上りミヤマキリシマ盆栽の剪定後の近影

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太宰府の渡辺さんより教材としてお預かりしてるミヤマキリシマの根上盆栽を剪定してました

 

左端のは前に記事にしてた剪定しないで剪定効果があるとそんなこのブログで紹介してましたその時と違いはありませんが他の剪定後の新梢の伸びを目安にして残してる子房を切除の予定です。

 

この3鉢の中で一番歳くってる鉢ですが締めこむ為に強剪定してしたが早ここまで新芽が伸びてます。

 

右端のです。こちらも強剪定してましたが一部葉を残してたのと葉もないとこまで剪定してた二とうりの芽吹きの比較です。

これは上の反対側からですが赤丸印の枝は将来印のとこから剪定したいとこです。

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ミヤマキリシマと他のつつじとの大きな違い

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堆肥たっぷり施された畑で育てられ太い徒長枝が伸び更に片根だったのを短く切り込み鉢上げして放置してた交配種の深山貴公子の3年目の鉢無肥料思い出したときに潅水とずいぶん乱暴な育て方してましたが、気が付けば若しかしてこれって自然に筏吹き樹形になってる。

これも真っ直ぐな面白味がない15~6年生畑苗の直幹でした。

 

反対側ですが見てもらいたいのは、今年の新芽がミヤマキリシマの特徴のひとつである新芽の伸びが横に開いてる事でいわゆる開張性が強いという事です。それを見て思わず施肥してしまいました。鉢上げから今まで無肥料でしたし潅水もいいかげんにしてました。

これも頂芽の新梢の穂を挿し木して育てた3年生の苗木です。肥料も潅水も気を付けて植え替えも毎年して可愛がり育てられた苗木です。

赤丸の枝です。幹から出た強く太いシュートの枝ですがこれが一昨年の話なのに昨年は短い側芽だけ、これは一昨年花芽が開花した事を示してます。開花後に出る枝は側芽(開帳性)が強いのです。

根元から出るシュートは太い枝が伸びることが多いのですが、本体が弱った時や日当たりが悪くなった時などにこんな枝が出ることが多いです。

品種の違いは枝の伸びや葉の色の違いで花の色の違いが分かります。

ミヤマキリシマは側芽優勢が特徴です。だから微細に波打つような平面のように横に横にと伸びます。

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