ミヤマキリシマはよく枯れるとの話が多いのは

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2018年5月8日頃はまだ当店の直売所が平成12年から南島原市深江町の「道の駅みずなし本陣」にありました。その時のお買い上げのお客様から年賀状をいただきましたが添え書きに夏を待たずに枯れましたが、また育ててみたいそんなありがたいお話なんです。

夏に枯れました枯らしましたとか3年しか育たない、そんな話が多い中2~3ヶ月しか育たなかったとの話は初めてでした。気候が合わなかったのかな?そんな疑問も書いてありましたのでお住まいをググってみるとありぁ海のそばではありますがお住まいと海の間には小高い緑豊かな山もありますし道の駅の直売所も海のそばでしたから直売所より環境はいいはずと勝手に推測してしまいました。ではなぜ・・・お客様がびっくりするほど鉢土を乾かしてるのに潅水しすぎ? 結果鉢土の根に空気不足?そうなんですつつじは空気が多い地表部に根が集中してます。

話変わって3年しか育たないそんな話・・・植え替えしてなくて根詰まりで水も通らないし空気も通らないなので根から徐々に地上部へと壊死していきますから気づくのが遅くなるようです。似たのに用土が酸性から中性にそれがアルカリ性になると鉄の吸収が出来なくなり葉が黄色になり光合成できなくなり衰弱死もあります。一番の枯れの条件に・・・育った環境の違いすぎというストレスのためと言うのがあります。本来の生育地は過酷な環境の高山で育つミヤマキリシマです。ですから標高の高い所で育てると初めての方でも皆育て方名人です。極端な例ですが北海道などで育ててる方などに育て名人が多いようです。どうしたら誰でもそんな育て名人になれる方法があります。それは自分の育てる場所で挿し木して発根した時その場所の環境を認識させてやる事ですたったこれだけで明日からあなたは育て名人の仲間入りだと思います。

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仕事始め

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  世の中・・・今日は仕事始めなんですよね 毎日コロナのニュースに驚きですが、ありがたいですね。年賀の電話の呼び出し音が鳴り響くで嬉しいかぎり・・・そうでした元日から全国からのたくさん年賀状もいただきありがとうございます

旧年中は機器の故障で長いお休みしてご迷惑おかけしてましたので、電話での会話も積もる話の中でミヤマキリシマの品種の話や枯れるとか枯れたとかの話も多くありました。ので・・・今年は今の時期ミヤマキリシマの休眠期なので作業があんまりないので、そんな話から始めたいと思います

ミヤマキリシマの新花として、昨今はサツキやつつじとの交配種が華やかな花色の新花として、多く命名され販売されてますが、まとめてミヤマキリシマと表記されてますがこれらはの多くは交配種のミヤマキリシマとすべきだと感じています。本来公的機関で選ばれた原種から採穂そして挿し木されたものが品種として命名されてました。なので当然原種の花色の違いはミヤマキリシマは本来は紫系の色ですが自生地では藤色・紫色.紅紫色・紅色・桃色・朱色‣淡朱色と多彩ですが、これらは山つつじの朱色との自然交雑種でした。これは当店の今年の当店の登録会員様への年賀状にも表記してました。このブログでも今後そんな話もしていきたいと思います。ミヤマキリシマの特徴は花色ばかりではなく樹形にもありますそれは上へと伸びる枝より横へ伸びる枝が強いという性質もありますし花弁にブロッチもないし花径も2~3センチとの小輪とかこれらは見た目で簡易的に見分ける方法です。たまに突然変異のもありますから面白いですよね。そうそうよく枯れるそんな方への話・・・今夜はこの辺で又にします。

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新年のご挨拶

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2021年

 あけまして

   おめでとうございます

     本年もどうかよろしくお願いします

機器の不具合が多く不定期な記事のアップになり,何かとご迷惑おかけするかとは思いますが、ミヤマキリシマの魅力を皆様とともに楽しんで行こうと思っています。

よろしくお願い申し上げます

     ミヤマランド 代表 草野 修

 

 

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花が咲いた

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こんな突然蕾みが膨らんできたのを見つけたのが今月の5日でした

 

そして昨日の9日の開花状態です

 

白花で八重咲の品種なのになぜか重ね咲なんですよ、本来なら来春開花するはずなのですがね・・・時期外れの開花とはまるで未熟児で生まれたからのような感じなんでしょうか??

今日も台風5号の影響をうけて風が強いです。天候不順の昨今でしたので昨日昔の資料整理をしてましたらこんなものを見つけてしまいました。

相当古い写真です。左手前が店主なんです

そこに写ってる太幹の盆栽はミヤマキリシマではありません朱赤花の山つつじの古木です。昭和50年代当時は世相も反映してかボリュウムある大きいのに人気がありましたよ。

こちらはミヤマキリシマ畑苗を切り込みして盆栽に使ってました

昨今つくづく思うのが体力不足の店主もですが、歳をとると大きな盆栽を皆さんも同じでしょう養いきれない、特に植え替えが大変ですよね。そして今の時代大きな盆栽鉢置き場の確保も大変なんでそんなことが出来るお客様も減りました。

それでもみなさんの植物を育てたい気持はすたれてませんから、どんどん手元で管理がしやすい掌サイズ・・かたぐるしいとか難しい盆栽よりお手入れ簡単そんな自然盆栽風ミニ盆栽が可愛いさもあり女性の方々にも人気なんですよね、「天空の乙女」そんな花言葉の魅力もあってか・・・・お若い女性の方々にも手入れが簡単な盆景作りのミヤマキリシマ愛好家さんが増えてます。

福岡在住の宮崎さま 

ご指摘ありがとうございました

そうなんです!! 勝負の前に当店当時の展示場(青風苑)でのしばし憩いの時間を過ごしていただきました。

このお二人は囲碁の世界では当時から超有名人のお若い時の写真です。説明してる店主の嫁もこのころは若かった(爆笑)

 

またまたこの記事を見られた方で福岡の田中さまから突っ込み情報がありました。

もしかして いや確かに!!

雲仙市になる前の旧小浜町時代小浜温泉で囲碁の本因坊戦がありましたが「ここに写ってるお二人は加藤正夫先生と林海鋒先生ですよね!!」

すごいです・・・そうなんですよ

 

宮崎様そして田中様ありがとうございました

このあとどんな突っ込み情報が・・・心配です!!

ミヤマキリシマのブログなのに趣味の世界を楽しむ方々には多趣味多才なな方が多いようです。

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灌水の話

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梅雨があけると10日は晴れと昔のことわざにありましたがホントに毎日暑い日和が続いてます。どんどん乾く鉢土には水かけが毎日大変ですね。粗い粒の用土で保水力がなかったようです水切れで枯れてるのが恥ずかしい話ですがうかつにも当店の苗木にもありました。幸いに根元に徒長枝が出てきてくれてたのでこれを育てます。


昨日の日が落ちて気温地温が下がったころ潅水してましたかが表面はうっさらと乾いてる

その日の夕方にはこのくらい乾燥してましたが、潅水は地表面がうっさらと濡れるくらいの葉水で毎日の十分な潅水がないことの乾燥があること体験させてます。本来自生地では十分な水がない環境で育ってたDNAの記憶があるはずですから鍛えてます。

思い出しました道の駅直売所でいつもお客様から言われてた事を・・・大丈夫ですか??・・・枯れませんか??こんなにカラカラにしてて・・・と

自生地の劣悪な環境で生まれ育ってるミヤマキリシマは実はタフなんですよ。ただし生きるためには水は必要ですからきっと山頂は夜は冷え込みますから霧の発生も夜露もあるでしょうからミヤマキリシマの葉の表面にはたくさんのうぶ毛みたいなのがありますからこれらもその役に立ってると思いますし地下はガラガラの空隙が多いので根っこも綿根がいっばいですから空中湿度を取り込んでいると思うんです。毎日の潅水は葉水程度時々のたっぷりの潅水これが当店での潅水の仕方なんです。

そろそろこれらの苗木を使って盆景の用意してます。

 

捨ててあった土鍋の蓋・・・浅鉢の代わりにいいかな・・なんて

ミニ盆栽といえばつい小さな鉢に植えたがると思いますが、片方大きな借景があると同じ効果もありますし大きな土壌体積があると急激な乾燥も防げるのでミヤマキリシマには優しい植え方なのでは

こんなのを昔作ってましたこれは小品盆栽を鉢から抜き伏せこんだだけの箱にはでしたが、今回はもっともっと縮小し山の自生地ミヤマキリシマ群落を作って部屋でも見れるよう頑張ってみます。

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ミヤマキリシマの魅力はどんどんミニ化できる事かもです

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これは一年半前に当店の移転移祝いにと福岡県太宰府にお住まいでミヤマキリシマ盆栽研究家の渡辺利久男さんから頂いたミヤマキリシマの石付け盆栽です。これは「銀晃」と言う品種ですが枝の伸びが短く枝がミヤマキリシマ特徴である開張性があるんで枝作りがハサミだけで作りやすいことです。矢印のような立つ枝を剪定してやるだけでいいんです。なおこれはいただいてから二回目の剪定後の姿です。

どれだけ小さいかの見本です。

大樹に見えますが掌に載る大きさなんです。

矢印の剪定した枝と同じような枝をこれだけ枝が採れましたから挿し穂に使いますがマッチ棒で大きさの比較をしています。

挿し木の準備です

用土の表面までヒタヒタになるよう桶に水を溜めてます。

挿し穂が小さく短いのでピンセットが便利なようです。

挿し木用土もヒタヒタの水で浮いてる状態ですので挿し木するは楽ですし穂木の切り口も傷みません。

そして赤丸のが挿し木した銀晃です。ほかの挿し木してるミヤマキリシマの品種と比べてもこんなに小さいのです。

これは昨年挿し木してた銀晃のミニ盆栽用苗木になります。

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雨の合間には薬剤散布

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今年は全国的に梅雨が長いし長雨での災害も多いですね

皆様のとこ大丈夫ですか。ここ何日か梅雨の晴れ間が主に曇り空でしたがやっと鉢土の表面が乾いてくれましたがやられてましたシンクイ虫に!!

これでは花芽は望めませんが新梢は出ると思います

ボチボチ品種によってのばらつきはありますが花芽ができつつあるようです、これらを蕾みを守るためにも殺虫剤の散布をしてくださいね。

相変わらず太くて長く伸びる枝を選定してミニ盆栽用の苗木仕立て中です。枝と根は連動してますから、こんな苗木の根張りは片根になるのでなおさらです。ネットなどでお買い求めになる苗木も均等な枝張りのを選んだ方がいいですよ。

 

もっと締め込みたいので赤線のとこまで剪定してやりたいです

 

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ミヤマキリシマはなぜ・・・枯れやすいとの話が多いのか

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梅雨明けの天気続きでしたが今日は朝からカミナリの光と音に驚かされ土砂降りの雨も降ってましたが今気が付くと雨音もやみ突然セミの声にまたまた驚かされてます。暦の上では今日はもう立秋だとか季節はどんどん過ぎていきますね。

ちょつと昨日の記事の続きです。

道の駅「みずなし本陣ふかえ」の当店直売所で平成12年の春から約20年間全国からお立ち寄りのお客様へミヤマキリシマを売ってました。その時多くの皆様からの第一声が・・・ミヤマは3年したら枯れるもんね!! の声が多かったんです。生産販売してる立場からすると逆に何で枯れるの?

いやそれは枯らしてるんでしょう。

大丈夫です!!

剪定した枝先を挿し木してやるとよく活着しますから挿し木して子孫を残して下さいねとの声かけしてました。

挿し木の要領を覚え跡継ぎの心配がなくなるなると安心してミヤマキリシマには一番悪い水やりの多すぎと言う過保護をやめるきっかけにもなりますから挿し木して下さいねでした。

そんな流れで当店での話は必ず挿し木技術と鉢土を乾かす要領の話が重要なんでです。

当店のブログは挿し木の話が多いかとお気づきでしょうが、つい「何で」と思われる方も多いかと思います。が・・・

本来ミヤマキリシマ自生地は九州の標高1000メートル以上の高山と定義づけられてます。多くの皆さんがこんなミヤマキリシマには快適な高山にお住まいの方は少ないと思います。50年も以前に爆発的に流行してた自生地からの採取や盗掘が多くありました。ほとんどの自生地は国に守られてた採取禁止の場所で俗に天然記念物として知られてましたが貪欲な趣味家が横行して盗掘が流行りました。こんな危機的な状況に自然保護に乗り出した当時国の九州農林試験場と長崎県農林試験場が各地の自生地の学術調査をした余禄として優秀なミヤマキリシマに名前を付けて試験場で苗木を作り民間でも育てられるように園芸化したのが始まりと思います。

植物は生まれた場所を移動出来ないから生まれた場所の気候風土を認識して、そこにあった生活スタイルで成長すると聞いてます。植物の大事な事がそこで生まれた環境なんですね!!

今のミヤマキリシマはずいぶんと他のつつじと交配され自生地には見られない派手できれいな花ばかりが新品種のミヤマキリシマとして販売されてます。これらは「交配種のミヤマキリシマ」と明記すべきではないのかと思うのですが、悲しいことに今のミヤマキリシマはやったもん勝ち状態のようです。

今の時代多くの皆様のお住まいの平地では山出し(自生地から)のミヤマキリシマは育たないと言う認識が定着してるようです。だからこんなミヤマキリシマに手を出すという人々は少ないと思いますが、本来のミヤマキリシマの特徴が花色は紫だと知ってましたか、この色から外れていくとどんどんミヤマキリシマからの縁が外れていきます。

すみません 申し訳ございません今回の記事は8月7日付でアップしましたが7月23日付未発表の記事を編集してます。

 

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ミヤマキリシマの超ミニサイズの苗木作り

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雄大なミヤマキリシマ自生地の風景を取り込むのを作ってみたいそんな方々向けの苗木が当店での作り方です。昨年ちょうど今の時期に4~5年経って細くなって弱弱しかった古枝の挿し木苗です。当店では当たり前のようにしてますが7センチのポットに直接挿し木してました。それが元気に育って今年の今は太くて長いシュート出して元気に大きくなろうとしてます。

 

小さく作り込む時の基本は強い太くて直線的な枝の剪定からです

 

この繰り返しの剪定をすると

またまたこんなたくさんの挿し穂が出来ました

 

挿し穂はしっかり水揚げとを兼ねて発根剤に浸けてます

樹姿を早く作りたい方には、残ってる枝先を、今叉このような赤線引きに剪定してやりますと倍いや3倍の葉張りになり1年早く見事な姿になります。ただこれから伸びる新芽には花芽が出来づらいので、1芽位は残しても面白いかと思います。

ヒント・・・触って柔らかい薄緑の枝を剪定しても芽数は1本しか出ないけど心持硬くなってる濃い緑の枝の所で剪定してやると2~3本の新梢が出来ると思います。

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剪定した枝はやっぱり挿し木に

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ここ何日か日差しもある明るい曇り空が続いてくれてます。見回りますとボチボチ花芽形成始めてるのを見かけます。手助けの肥料にはハイポネックスの液肥などと・・・あれれ新芽の頂点にはシンクイ虫に食われてるのもあります。この晴れ間がある時は殺虫剤も忘れずに散布してくださいね。ミニ樹形には不似合いの強い枝は剪定してやってますが、1本でも2本でもあったらもったいないので挿し木してやってます。こうして発根剤のオキシベロンの40倍液に4~5時間浸けてます。

こんな挿し穂です

前回の記事はこんな挿し穂を使ってました。少ない挿し穂の時は当店は7センチのポットに直接1本づつ挿し木してますが置き場が狭いので、まとめて挿してますが挿し床のこれは9センチのポットです。挿し木したら間違いが起こらないよう必ず品種の名前と挿し木日付のラベルも必要です。挿し木してたっぷりの潅水後にはやっぱり葉などが乾いてから蒸散抑制剤のグリンナーを霧吹きしてやってます。

 

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